2018年06月18日
親孝行プレイ第2弾! 〜コレはただの趣味だったその③「ビーナスライン」編
80才と76才の両親と夫・息子を巻き込んで、わたしの趣味全開の旅。クドいですが第3弾です…。
思った以上に2人とも足腰が弱っていて、父は耳も遠くてずいぶん無理させてしまいました…
夕方になって、諏訪湖畔の宿についてホッと一息。
「諏訪湖の周りは16キロあるんやと」
5人いると、それぞれいろんな場所でネタを拾ってくるので、旅の情報がグンとふえます。
「精密機械の有名なメーカーが多いな」
「製糸工場があったことと、乾燥する気候がいいんやって」
「諏訪湖でかいけど、湿度は低いんやな」
そんな会話も楽しいです。
今回、両親にあまり無理させないように、
雨の場合
、次の日は諏訪大社で今日行けなかった下社2社を観て帰るプラン。
晴れの場合
、次の日はビーナスラインを通って帰るプランにしました。
が、諏訪大社上社2社がおもしろくてたまらなかった夫。
次の日は、これまたいい天気なのはわかっていました。
「夕飯まで間があるし、下社へ行ってくる」と言い出しました。
父と母は「宿で休む」と言います。
小6の息子も、なんと修学旅行から帰ったばかりでお疲れ気味。
「じいちゃんと温泉入る」
いつもおじいちゃんと下呂温泉につかっている息子、男2人で温泉プラン。
わたしは…やっぱり行くよね〜!
1周16キロの諏訪湖、調べたら下社までそんなに遠くなかった。
急いでまずは「下社・春宮」へ。
鳥居をくぐった途端…
「なんかすごくいいぞ…」

夕方の淡い光の中で、ものすごく清々しい。
そして、わたしの知っている「神社の空気」ってこれだ…。
ここも本殿がなく、神様は「木」なのだそう。
樹齢のとんでもない巨木もあり、さらに御柱も四方に立っています。
だけど、「上社」で感じたやんわりとした空気ではなくて、いつも神社で感じるような澄んだ感じの空気です。
この拝殿の前には、これまたすごい神楽殿があり、そのインパクトがこれまた。
夫は2人分の御朱印をゲットして、急いで「下社・秋宮」へ。
コチラも「春宮」によく似た建物で、神楽殿も同じように。

この後ろに、さっきの写真と同じような「拝殿」があります。
前の狛犬には「孝」と「忠」の文字。
その②の日記で観た「縄文」とはかけ離れた世界。
「あとから来た神様っぽい雰囲気だなぁ」
それでも、諏訪のおおらかさも感じるこちらもいいところ!
「あんまりいい場所だから、明日どっちかひとつだけ寄ろうか」と両親にも見せることにしました。
これまた御朱印ゲットして、宿に戻ると湯上がりのじいちゃんと息子。母はひとりで「ちょっと寝た」とのこと。
夜のご飯は、「まずは挨拶を…」と堅い父らしい一言から。
「こんなことはないで、ほんとうにうれしい」と言ってくれました。
連れ回したけど…ごめんよお父さん。
ピロリ菌をやっつける薬のせいで、味がわからないと言っている母も、
「これおいしい」と喜んでくれました。
父の傘寿・母の喜寿・2人の金婚式(2年も前だけど)・父の日・母の日まとめてお祝い!
美味しい地酒を楽しんで、腹いっぱい食べたところに宿から「お祝いのケーキ」もいただき、なんだかみんなで頑張って平らげて次の日へ。
(夫はこのあと旅のお約束「ラーメン」を食べに出るという…どんな胃や…)
次の日は、見事な快晴!
「晴れプラン」決定!だけど、昨日たずねた「春宮」もよりました。
なぜか、巨木の木の幹の模様を写真に撮っている母。おもしろいところに注目するなぁ〜。
「わたし、ここ好き」と母。
来てよかった。
そして、あの御柱祭で木を落とす坂を見ながら山の上へ。
中学のときの担任の先生が、「ビーナスラインは一回走っとけ」と言ったことがあります。
30年以上前のことなのに…嫌いな先生だったのに…それだけは覚えている…。
「十三墓峠みたいなものでしょ」
そんなこと言って、去年箱根の峠で大変な目に遭った我々。
今回も「十三墓峠」発言をした夫。
これは呪いの言葉か…このあと箱根をはるかに越える坂の洗礼を受けることになります。
上りはまだ…慣れてるわ…飛騨の人だから。
見慣れた坂道を上ると、急に開ける景色。
「なんだこの景色〜!!!」

岐阜県にはない、この雄大な感じ。
遠くまで見渡せます。
本当に別世界。
嫌いな先生が「一回走っとけ」と言った意味がわかりました。
100円を入れる双眼鏡で、息子は遥か向こうをのぞいています。
わたしはここぞとばかりにスマホをかざします。
山にかざすと名前がわかるアプリ!これはいつも旅のおとも!すぐれものです。
高いところなので、有名な山々が見渡せるのがわかります。
「このアプリ、長野で大活躍だなぁ」
近くでラジコンのグライダーを動かしている人がいて、気流に乗って上昇したり急降下したりするのをみんなでしばらく眺めました。
美ヶ原高原まで行き、後は松本へ帰るだけ。
ひたすら下る下る…。
エンジンブレーキをつかっても、なかなかスピードが落ちない。
「十三墓峠」も「箱根の峠」も目じゃなかった…。
最後のほうは、車から変な匂いや変な音がし始める始末…。
山は上れば下らなくてはいけない…。
山国の人なのに…なんか大事なことを忘れていた氣がする…。
それでも、いろいろひっくるめていい旅でした。
父と母にはずいぶん無理をさせてしまったので、やっぱりそこは反省…。
それでも喜んでくれて、父は次の日には畑へ行ったというし、母もすぐに朴葉寿司を作って送ってくれました。
「親の介護のためにとっておこう」としていたお金を、やっぱりつかってよかった。
今を楽しまないと!きっとこれが長生きにつながる…でしょう!
「次は下呂温泉で一泊かな…」
次のプランは、今回の反省をふまえて。。。
思った以上に2人とも足腰が弱っていて、父は耳も遠くてずいぶん無理させてしまいました…

夕方になって、諏訪湖畔の宿についてホッと一息。
「諏訪湖の周りは16キロあるんやと」
5人いると、それぞれいろんな場所でネタを拾ってくるので、旅の情報がグンとふえます。
「精密機械の有名なメーカーが多いな」
「製糸工場があったことと、乾燥する気候がいいんやって」
「諏訪湖でかいけど、湿度は低いんやな」
そんな会話も楽しいです。
今回、両親にあまり無理させないように、
雨の場合

晴れの場合

が、諏訪大社上社2社がおもしろくてたまらなかった夫。
次の日は、これまたいい天気なのはわかっていました。
「夕飯まで間があるし、下社へ行ってくる」と言い出しました。
父と母は「宿で休む」と言います。
小6の息子も、なんと修学旅行から帰ったばかりでお疲れ気味。
「じいちゃんと温泉入る」
いつもおじいちゃんと下呂温泉につかっている息子、男2人で温泉プラン。
わたしは…やっぱり行くよね〜!
1周16キロの諏訪湖、調べたら下社までそんなに遠くなかった。
急いでまずは「下社・春宮」へ。
鳥居をくぐった途端…
「なんかすごくいいぞ…」

夕方の淡い光の中で、ものすごく清々しい。
そして、わたしの知っている「神社の空気」ってこれだ…。
ここも本殿がなく、神様は「木」なのだそう。
樹齢のとんでもない巨木もあり、さらに御柱も四方に立っています。
だけど、「上社」で感じたやんわりとした空気ではなくて、いつも神社で感じるような澄んだ感じの空気です。
この拝殿の前には、これまたすごい神楽殿があり、そのインパクトがこれまた。
夫は2人分の御朱印をゲットして、急いで「下社・秋宮」へ。
コチラも「春宮」によく似た建物で、神楽殿も同じように。
この後ろに、さっきの写真と同じような「拝殿」があります。
前の狛犬には「孝」と「忠」の文字。
その②の日記で観た「縄文」とはかけ離れた世界。
「あとから来た神様っぽい雰囲気だなぁ」
それでも、諏訪のおおらかさも感じるこちらもいいところ!
「あんまりいい場所だから、明日どっちかひとつだけ寄ろうか」と両親にも見せることにしました。
これまた御朱印ゲットして、宿に戻ると湯上がりのじいちゃんと息子。母はひとりで「ちょっと寝た」とのこと。
夜のご飯は、「まずは挨拶を…」と堅い父らしい一言から。
「こんなことはないで、ほんとうにうれしい」と言ってくれました。
連れ回したけど…ごめんよお父さん。
ピロリ菌をやっつける薬のせいで、味がわからないと言っている母も、
「これおいしい」と喜んでくれました。
父の傘寿・母の喜寿・2人の金婚式(2年も前だけど)・父の日・母の日まとめてお祝い!
美味しい地酒を楽しんで、腹いっぱい食べたところに宿から「お祝いのケーキ」もいただき、なんだかみんなで頑張って平らげて次の日へ。
(夫はこのあと旅のお約束「ラーメン」を食べに出るという…どんな胃や…)
次の日は、見事な快晴!

「晴れプラン」決定!だけど、昨日たずねた「春宮」もよりました。
なぜか、巨木の木の幹の模様を写真に撮っている母。おもしろいところに注目するなぁ〜。
「わたし、ここ好き」と母。
来てよかった。
そして、あの御柱祭で木を落とす坂を見ながら山の上へ。
中学のときの担任の先生が、「ビーナスラインは一回走っとけ」と言ったことがあります。
30年以上前のことなのに…嫌いな先生だったのに…それだけは覚えている…。
「十三墓峠みたいなものでしょ」
そんなこと言って、去年箱根の峠で大変な目に遭った我々。
今回も「十三墓峠」発言をした夫。
これは呪いの言葉か…このあと箱根をはるかに越える坂の洗礼を受けることになります。
上りはまだ…慣れてるわ…飛騨の人だから。
見慣れた坂道を上ると、急に開ける景色。
「なんだこの景色〜!!!」

岐阜県にはない、この雄大な感じ。
遠くまで見渡せます。
本当に別世界。
嫌いな先生が「一回走っとけ」と言った意味がわかりました。
100円を入れる双眼鏡で、息子は遥か向こうをのぞいています。
わたしはここぞとばかりにスマホをかざします。
山にかざすと名前がわかるアプリ!これはいつも旅のおとも!すぐれものです。
高いところなので、有名な山々が見渡せるのがわかります。
「このアプリ、長野で大活躍だなぁ」
近くでラジコンのグライダーを動かしている人がいて、気流に乗って上昇したり急降下したりするのをみんなでしばらく眺めました。
美ヶ原高原まで行き、後は松本へ帰るだけ。
ひたすら下る下る…。
エンジンブレーキをつかっても、なかなかスピードが落ちない。
「十三墓峠」も「箱根の峠」も目じゃなかった…。
最後のほうは、車から変な匂いや変な音がし始める始末…。
山は上れば下らなくてはいけない…。
山国の人なのに…なんか大事なことを忘れていた氣がする…。
それでも、いろいろひっくるめていい旅でした。
父と母にはずいぶん無理をさせてしまったので、やっぱりそこは反省…。
それでも喜んでくれて、父は次の日には畑へ行ったというし、母もすぐに朴葉寿司を作って送ってくれました。
「親の介護のためにとっておこう」としていたお金を、やっぱりつかってよかった。
今を楽しまないと!きっとこれが長生きにつながる…でしょう!
「次は下呂温泉で一泊かな…」
次のプランは、今回の反省をふまえて。。。

Posted by サボ子 at 02:32│Comments(0)
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