2018年01月28日
からだひとつでヒマしない
先週の金曜日に思わぬ休みができたので、
午前中は弓の稽古に行って、無性に揚げ物が食べたくなったので、
となりのおばあちゃんの娘さんのやっているカフェ「もん」へ。
ランチは、メインの揚げ物と小鉢や果物などついて、最後にたっぷりのコーヒーで700円。
とてもお値打ちで、やっぱりいつも混んでいて、カウンター席もいっぱいで、たまたま窓ぎわのテーブルが空いていたのでそこへ座ります。
以前ここでいっしょにごはんを食べた靈氣仲間のたまさんは、
若い頃に「何かあった時に両手が使えると便利だろう」と、左手でごはんを食べる練習をして、今や見事に左手を使いこなしている。
わたしも影響を受けてたまさんといっしょに左手ランチ。
「う〜ん、手首がかたいよね」
「右手で食べる時は、こんな風に手首がこまめに動いているんだけど(右手の手首を動かしてみせる)、左手はロボットみたい」
若い頃から身体の使い方をいろいろ試している人は、一目でわかるみたい。
わたしはそんなこと考えたこともなかった…。
そんなことで、「もん」へ来ると左手で食べたくなってしまうワタクシ。
揚げ物といっしょにやってくるキャベツの千切りなど、難易度は高いが左手で食べきったときの達成感!
今日もやるぞ、と意気込んでみたものの、今日は小鉢にケチャップ味濃いめで美味しいナポリタンがついてるよ!
これを箸で…左手で…。
「あーん」と口を開けるとボトッ!「あーん」ボトッ!今日は他のものもよく落とす
さらに悲しいのは、窓ぎわに座ったためにとなりの店(酒屋なのでしょっちゅう行って顔見知り)のお姉さんが何度も出たり入ったり。
そのたびに「ボトッ!」を見られてしまうという…。
「せ、切ない…」
勝手にひとりで心が折れそうになっていると、救世主現る
Kさんが「車がみえたから」と入ってこられて、おおらかなKさんと笑いながら左手でごはんを食べて愉しい時間になりました。ありがたや〜
「今日も左手で食べきった!」この達成感…なんとも清々しい
(なんとその後、「もん」のメニューを持って帰ってしまうという大失態!次の日開店と同時に返しにいきました)
さて、次の大寒の日には以前も登場「ゆる体操」の先生さっちゃんが春を運んできてくれました。
春色ですね〜♪
いつもの身体談義が始まります。
さっちゃんはいつも、「身体の軸で動く」というようなことを言います。
そうすると余計な力が入らず、身体のもっている能力が最大限にひきだされるというようなこと。
余計な力を抜くのが「ゆる体操」で、けっきょく本当に難しいのが「力を抜くこと」だったりするんだよな〜
今回は「ひじくるん体操」を教えてもらいます。
肩も、肘も、手首も力を抜いてくるんくるんと回すのですが…。
「肩に力入ってるね」
「あ、抜けて来た」
「さっきよりいいよ」
「あ、今度は肘に力入ってきたね」
わたしの感覚も「さっちゃんのおっしゃる通り!」なんだけど、
ほんの少しの違いなはずの「他人の身体の力の入り具合」を見分けてしまえるのってすごいな〜!
弓道の先生も、「今は手首に意識があるで、今度は肘に意識をもってく!」って言われるけど、
ホントにその通りなんだけど、「意識がどこにあるか」わかるなんてほんとに人間ってすばらしいよな!
(もしかしたら動物も見えるのかもしれないですね)
たまさんもさっちゃんも弓道の先生も、「身体がどんな風に動くか」を自分の身体で・人の身体で見分けようとする日常がある。
だから「見える」力が強いような氣がします。
日々あれこれ考えている人はやっぱりすごい。
さらに、人の身体はそれぞれに個性的なので「それぞれの人の身体の言葉」に翻訳しなくてはいけないこともあるねという話になりました。
「膝の裏を張る」
と言われ続けてもなかなかうまくいかなかったのに、
「これは膝ではなくソケイ部を広げてのばせばいいのか」と氣づいたら、あとのことがとってもスムーズにいったことがあります。
先生のおっしゃっていることが間違いではなくて、翻訳作業がこれまた難しくておもしろい。
ひじくるン体操をやらせてもらってから、
「手先だけで弓を引いている」と言われたことや、
さっちゃんが「軸で動く」と言っていることが、これまた少しわかってきました!
なんとも理解の螺旋階段をのぼっているような感覚です。
同じ言葉を聞いても、数日前の理解と今日の理解では全く違います!
「包丁を使うとき、肩や肘や手首に力を入れない」(軸で切る)
さっちゃんに今まで何度も言われていたのに…今年初めて腑に落ちて、早速トライ。
アルバイト先では包丁でひたすら赤かぶを切るのですが、いつも冬は手首や肘が痛くて寝られない時も。
「あれ〜?ラクだ〜」
有道杓子を作るのに、ナタを振る時も肩や肘や手首の力を抜くように心がけます。
そうしたら、身体も楽な上に「下丹田」(おへその少し下)に力が入ることがわかりました。
弓も靈氣もここに力をためます。
意識ひとつで身体の使い方が変わる。
身体の使い方を考えていると、ほんとヒマしない
身体の変化を感じるだけで、どこへ行っても何をしていてもおもしろい。
ますます身体っておもしろいなぁ〜!
周りの「身体好き」(変な言い方になってしまった…)のみなさんのおかげで、発見とオドロキの連続です。
この先、身もココロも軸のある人間になりたいものですわ〜!
小屋の雪下ろしの時に撮影した「あふれる雨どい」
屋根の雪下ろしももちろん「軸」で!いつもより早く終わりました!
2月6日(火)、2月13日(火)に「直傳靈氣 前期セミナー」開催します。
詳しくはコチラ
申し込み締め切りは1月31日(水)です♪
午前中は弓の稽古に行って、無性に揚げ物が食べたくなったので、
となりのおばあちゃんの娘さんのやっているカフェ「もん」へ。
ランチは、メインの揚げ物と小鉢や果物などついて、最後にたっぷりのコーヒーで700円。
とてもお値打ちで、やっぱりいつも混んでいて、カウンター席もいっぱいで、たまたま窓ぎわのテーブルが空いていたのでそこへ座ります。
以前ここでいっしょにごはんを食べた靈氣仲間のたまさんは、
若い頃に「何かあった時に両手が使えると便利だろう」と、左手でごはんを食べる練習をして、今や見事に左手を使いこなしている。
わたしも影響を受けてたまさんといっしょに左手ランチ。
「う〜ん、手首がかたいよね」
「右手で食べる時は、こんな風に手首がこまめに動いているんだけど(右手の手首を動かしてみせる)、左手はロボットみたい」
若い頃から身体の使い方をいろいろ試している人は、一目でわかるみたい。
わたしはそんなこと考えたこともなかった…。
そんなことで、「もん」へ来ると左手で食べたくなってしまうワタクシ。
揚げ物といっしょにやってくるキャベツの千切りなど、難易度は高いが左手で食べきったときの達成感!
今日もやるぞ、と意気込んでみたものの、今日は小鉢にケチャップ味濃いめで美味しいナポリタンがついてるよ!
これを箸で…左手で…。
「あーん」と口を開けるとボトッ!「あーん」ボトッ!今日は他のものもよく落とす
さらに悲しいのは、窓ぎわに座ったためにとなりの店(酒屋なのでしょっちゅう行って顔見知り)のお姉さんが何度も出たり入ったり。
そのたびに「ボトッ!」を見られてしまうという…。
「せ、切ない…」
勝手にひとりで心が折れそうになっていると、救世主現る
Kさんが「車がみえたから」と入ってこられて、おおらかなKさんと笑いながら左手でごはんを食べて愉しい時間になりました。ありがたや〜
「今日も左手で食べきった!」この達成感…なんとも清々しい
(なんとその後、「もん」のメニューを持って帰ってしまうという大失態!次の日開店と同時に返しにいきました)
さて、次の大寒の日には以前も登場「ゆる体操」の先生さっちゃんが春を運んできてくれました。
春色ですね〜♪
いつもの身体談義が始まります。
さっちゃんはいつも、「身体の軸で動く」というようなことを言います。
そうすると余計な力が入らず、身体のもっている能力が最大限にひきだされるというようなこと。
余計な力を抜くのが「ゆる体操」で、けっきょく本当に難しいのが「力を抜くこと」だったりするんだよな〜
今回は「ひじくるん体操」を教えてもらいます。
肩も、肘も、手首も力を抜いてくるんくるんと回すのですが…。
「肩に力入ってるね」
「あ、抜けて来た」
「さっきよりいいよ」
「あ、今度は肘に力入ってきたね」
わたしの感覚も「さっちゃんのおっしゃる通り!」なんだけど、
ほんの少しの違いなはずの「他人の身体の力の入り具合」を見分けてしまえるのってすごいな〜!
弓道の先生も、「今は手首に意識があるで、今度は肘に意識をもってく!」って言われるけど、
ホントにその通りなんだけど、「意識がどこにあるか」わかるなんてほんとに人間ってすばらしいよな!
(もしかしたら動物も見えるのかもしれないですね)
たまさんもさっちゃんも弓道の先生も、「身体がどんな風に動くか」を自分の身体で・人の身体で見分けようとする日常がある。
だから「見える」力が強いような氣がします。
日々あれこれ考えている人はやっぱりすごい。
さらに、人の身体はそれぞれに個性的なので「それぞれの人の身体の言葉」に翻訳しなくてはいけないこともあるねという話になりました。
「膝の裏を張る」
と言われ続けてもなかなかうまくいかなかったのに、
「これは膝ではなくソケイ部を広げてのばせばいいのか」と氣づいたら、あとのことがとってもスムーズにいったことがあります。
先生のおっしゃっていることが間違いではなくて、翻訳作業がこれまた難しくておもしろい。
ひじくるン体操をやらせてもらってから、
「手先だけで弓を引いている」と言われたことや、
さっちゃんが「軸で動く」と言っていることが、これまた少しわかってきました!
なんとも理解の螺旋階段をのぼっているような感覚です。
同じ言葉を聞いても、数日前の理解と今日の理解では全く違います!
「包丁を使うとき、肩や肘や手首に力を入れない」(軸で切る)
さっちゃんに今まで何度も言われていたのに…今年初めて腑に落ちて、早速トライ。
アルバイト先では包丁でひたすら赤かぶを切るのですが、いつも冬は手首や肘が痛くて寝られない時も。
「あれ〜?ラクだ〜」
有道杓子を作るのに、ナタを振る時も肩や肘や手首の力を抜くように心がけます。
そうしたら、身体も楽な上に「下丹田」(おへその少し下)に力が入ることがわかりました。
弓も靈氣もここに力をためます。
意識ひとつで身体の使い方が変わる。
身体の使い方を考えていると、ほんとヒマしない
身体の変化を感じるだけで、どこへ行っても何をしていてもおもしろい。
ますます身体っておもしろいなぁ〜!
周りの「身体好き」(変な言い方になってしまった…)のみなさんのおかげで、発見とオドロキの連続です。
この先、身もココロも軸のある人間になりたいものですわ〜!
小屋の雪下ろしの時に撮影した「あふれる雨どい」
屋根の雪下ろしももちろん「軸」で!いつもより早く終わりました!
2月6日(火)、2月13日(火)に「直傳靈氣 前期セミナー」開催します。
詳しくはコチラ
申し込み締め切りは1月31日(水)です♪
Posted by サボ子 at 16:43│Comments(0)
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