2019年04月07日
つきいちシネマ 4月は『バベルの学校』
新学期です。
大人になっても時々、大学の「履修届」を出していない!!!という夢を見ます。
4月のある時までに、どの授業をとるのか届け出を出しておく必要があるのですが、
「今日締め切りだよ」
と友人から言われる夢です。はぁ〜夢でよかった毎回胸をなでおろします
大学3年生の時、「まさに今日締め切り」という日に突然思い立って「教職課程」をとることにしました。
先生になるつもりなんてさらさらなかったし、「3年からとるのはなかなか大変だよ」と学校の人からも言われたのに…。
なぜか急にやることにしたのです。
その直感を信じてよかった!
授業が始まってすぐにそう思いました。
若い時に悩みはつきもの。
サボ子も例に漏れずです
「自分の人生を生きている氣がしない」
これは、自分の中では深刻でした。何を信じて毎日生きていいのやら、自分がなにをしたいのか、ほんっとにわからなくなってしまったのです。
朝は起きるのか?ご飯は食べるのか?歯は磨くのか!?
いや、お腹は空いているのか?トイレに行きたいのか?
もうそこからわからなくなっていました。
ワタクシ的には昨日生まれたのにいきなり20才!みたいな世界です。
あれ?わたしはこんなことを書くつもりだったのか!?
とにかくグルグルと目が回るような毎日の中で、這うようにして学校へ行き、教職課程の授業を受けたらですね、
指導の先生が「道徳の授業はやめるべき」って考え方の人でした。
なぜかと言うと、
「子どもが先生の望む答えを先回りして答える訓練をさせるだけだから」
「子どもの自由な頭の働きを殺してしまうから」って言われるんです。
ああ、わたしは小さーな頃から「先生や周りの大人の望む答えを出そうと頑張ってきた」ことが大きく影響してきたんだな〜って、
ガビョーンってなったのです。
いや、誰かのせいにするというのではなく、今は道徳も自由に発言できるように頑張っておられる先生がいることも知っています。
ただ、学校のことを考え知る日々は、自分の生きかたを知る日々になりました。
「いい子」のわたしは、毎日毎日「誰かの望む答え」を答えようとしたことで、
「自分が何を考えているのか、何をしたいのか、どうやって生きたらいいのかがわからなくなってしまった」ことに繋がっていたのかな…と。
だから、自他ともになるべく「忖度する」ことを減らした毎日をすごしたい!!!と強く思ったのです。
そこで学校です。
今日中学校に行きましたが、ずいぶんと開けた印象で、先生も生徒もわたしの中学時代とは違って生き生きとしている様子でしたが、
「自由に頭を働かせ発言する」場だろうか。とか、いつも考えるのです。
もちろん、先生方も生徒たちもベストを尽くしている印象がとってもステキでしたけど、
未だに「いい子」でいようとした自分が時々顔を出す40代は、「学校」はもっとステキになれるんじゃ…なんて思っています。
ああ、もういろいろ語りたい「学校」。
それを思い出させてくれた今月の映画、オススメです。
いろんな見方ができます。みなさんと語りたいです。
現場の先生のお話も聴きたい。現役学生のみなさんの話も。
今回は、2会場で上映!
国府町の「にじ」でも上映されます
ぜひ「にじのブログ」もご覧ください!
つきいちシネマ4月上映会
「バベルの学校」
日時: 2会場で開催されます。場所をご確認ください。
「にじ」にて上映
4月13日(土) 19:00〜
4月14日(日) 9:30〜
「風屋」にて上映
4月19日(金) 19:00〜
4月20日(土) 9:30〜
会場:
にじ (高山市国府町宮地1463-7 荒城神社向かい)
風屋 (高山市石浦町7-466)
両会場とも駐車場あります。
定員: 各回20名 満席の場合、当日券はありません。
入場料:
一般前売1500円、当日1800円
高中小学生 前売・当日500円
未就学児無料
チケット取り扱い: 風屋、にじ
ご予約、お問い合わせ:
つきいちシネマ
tsuki1cinema@gmail.com / 090-4466-5363(すぎうら)
にじ
nijicinema@gmail.com / 080-3019-9201(たいら)
あらすじ:
24人の生徒、20の国籍、24のストーリー。
フランス中を感動に包んだドキュメンタリー。
アイルランド、セネガル、ブラジル、モロッコ、中国…。世界中から11歳から15歳の子どもたちがフランスにやって来た。これから1年間、パリ市内にある中学校の同じ適応クラスで一緒に過ごすことになる。 24名の生徒、20の国籍…。この世界の縮図のような多文化学級で、フランスで新生活を始めたばかりの十代の彼らが見せてくれる無邪気さ、熱意、そして悩み。果たして宗教の違いや国籍の違いを乗り越えて友情を育むことは出来るのだろうか。そんな先入観をいい意味で裏切り、私たちに未来への希望を見せてくれる作品。
監督:ジュリー・ベルトゥチェリ
編集:ジョジアンヌ・ザルドーヤ
オリジナル音楽:オリヴィエ・ダヴィオー
サウンド:ステファン・ブエ、ベンジャミン・ボベー
ミキサー:オリヴィエ・グエナー
制作:Les Films du Poisson、Sampek Productions
共同制作:ARTE France Cinema
配給:ユナイテッドピープル
原題: La Cour de Babel
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
フランス/2013年/フランス語(日・英字幕)/89分/1.85:1/カラー/5.1ch/ドキュメンタリー
文部科学省特別選定 社会教育(教養) 青年向き
文部科学省選定 社会教育(教養)成人向き
2015年1月15日選定
大人になっても時々、大学の「履修届」を出していない!!!という夢を見ます。
4月のある時までに、どの授業をとるのか届け出を出しておく必要があるのですが、
「今日締め切りだよ」
と友人から言われる夢です。はぁ〜夢でよかった毎回胸をなでおろします
大学3年生の時、「まさに今日締め切り」という日に突然思い立って「教職課程」をとることにしました。
先生になるつもりなんてさらさらなかったし、「3年からとるのはなかなか大変だよ」と学校の人からも言われたのに…。
なぜか急にやることにしたのです。
その直感を信じてよかった!
授業が始まってすぐにそう思いました。
若い時に悩みはつきもの。
サボ子も例に漏れずです
「自分の人生を生きている氣がしない」
これは、自分の中では深刻でした。何を信じて毎日生きていいのやら、自分がなにをしたいのか、ほんっとにわからなくなってしまったのです。
朝は起きるのか?ご飯は食べるのか?歯は磨くのか!?
いや、お腹は空いているのか?トイレに行きたいのか?
もうそこからわからなくなっていました。
ワタクシ的には昨日生まれたのにいきなり20才!みたいな世界です。
あれ?わたしはこんなことを書くつもりだったのか!?
とにかくグルグルと目が回るような毎日の中で、這うようにして学校へ行き、教職課程の授業を受けたらですね、
指導の先生が「道徳の授業はやめるべき」って考え方の人でした。
なぜかと言うと、
「子どもが先生の望む答えを先回りして答える訓練をさせるだけだから」
「子どもの自由な頭の働きを殺してしまうから」って言われるんです。
ああ、わたしは小さーな頃から「先生や周りの大人の望む答えを出そうと頑張ってきた」ことが大きく影響してきたんだな〜って、
ガビョーンってなったのです。
いや、誰かのせいにするというのではなく、今は道徳も自由に発言できるように頑張っておられる先生がいることも知っています。
ただ、学校のことを考え知る日々は、自分の生きかたを知る日々になりました。
「いい子」のわたしは、毎日毎日「誰かの望む答え」を答えようとしたことで、
「自分が何を考えているのか、何をしたいのか、どうやって生きたらいいのかがわからなくなってしまった」ことに繋がっていたのかな…と。
だから、自他ともになるべく「忖度する」ことを減らした毎日をすごしたい!!!と強く思ったのです。
そこで学校です。
今日中学校に行きましたが、ずいぶんと開けた印象で、先生も生徒もわたしの中学時代とは違って生き生きとしている様子でしたが、
「自由に頭を働かせ発言する」場だろうか。とか、いつも考えるのです。
もちろん、先生方も生徒たちもベストを尽くしている印象がとってもステキでしたけど、
未だに「いい子」でいようとした自分が時々顔を出す40代は、「学校」はもっとステキになれるんじゃ…なんて思っています。
ああ、もういろいろ語りたい「学校」。
それを思い出させてくれた今月の映画、オススメです。
いろんな見方ができます。みなさんと語りたいです。
現場の先生のお話も聴きたい。現役学生のみなさんの話も。
今回は、2会場で上映!
国府町の「にじ」でも上映されます
ぜひ「にじのブログ」もご覧ください!
つきいちシネマ4月上映会
「バベルの学校」
日時: 2会場で開催されます。場所をご確認ください。
「にじ」にて上映
4月13日(土) 19:00〜
4月14日(日) 9:30〜
「風屋」にて上映
4月19日(金) 19:00〜
4月20日(土) 9:30〜
会場:
にじ (高山市国府町宮地1463-7 荒城神社向かい)
風屋 (高山市石浦町7-466)
両会場とも駐車場あります。
定員: 各回20名 満席の場合、当日券はありません。
入場料:
一般前売1500円、当日1800円
高中小学生 前売・当日500円
未就学児無料
チケット取り扱い: 風屋、にじ
ご予約、お問い合わせ:
つきいちシネマ
tsuki1cinema@gmail.com / 090-4466-5363(すぎうら)
にじ
nijicinema@gmail.com / 080-3019-9201(たいら)
あらすじ:
24人の生徒、20の国籍、24のストーリー。
フランス中を感動に包んだドキュメンタリー。
アイルランド、セネガル、ブラジル、モロッコ、中国…。
監督:ジュリー・ベルトゥチェリ
編集:ジョジアンヌ・ザルドーヤ
オリジナル音楽:オリヴィエ・ダヴィオー
サウンド:ステファン・ブエ、ベンジャミン・ボベー
ミキサー:オリヴィエ・グエナー
制作:Les Films du Poisson、Sampek Productions
共同制作:ARTE France Cinema
配給:ユナイテッドピープル
原題: La Cour de Babel
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日
フランス/2013年/フランス語(日・英字幕)/
文部科学省特別選定 社会教育(教養) 青年向き
文部科学省選定 社会教育(教養)成人向き
2015年1月15日選定
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