2018年12月05日
つきいちシネマ2周年特別企画『ゲッベルスと私』終了しました〜♪
スタッフをやらせていただいている「つきいちシネマ」もおかげさまでまる2年。
11月30日、12月1日に2周年特別企画「ゲッベルスと私」の上映が終わりました。
チラシやポスターでご協力いただいたみなさん、ありがとうございました!
さらにたくさんの方にご来場いただき、とてもうれしかったです!
この映画としては、全国で初めての自主上映!みなさんの関心も高く、上映後の座談会もとてもいい時間でした。
詳しくはコチラへ!(https://tsuki1cinema.hida-ch.com/d2018-12-02.html)
ナチスの宣伝相だったゲッベルスの秘書をしていたブルンヒルデ・ポムゼルさんの独白と、各国で製作されたアーカイブ映像で構成されたモノクロの映画。
正直1回観ただけでは理解したとは言えないわたしでしたが、みなさん思い思いに心に浮かんだことを話してくださいました。
ああ、わたしと同じ考えの人がいるんだな…と心強くなったり。
自分たちの日常を大事にする気持ちや、子や孫の世代にいいものを残したい気持ちを語り合えたことがとてもうれしかったです。
今回は学校に配らせていただいたこともあり、小・中・高校の先生方も参加してくださっていました。
みなさん勉強熱心で、これまた子どもをお願いしている身としてはありがたく思いました。
いろいろな世界のことも教えていただきました。
話題に出た中でビックリしたのは、「無表情育児」について。
ナチスドイツの時代に、神聖ローマ帝国で行われていた「無表情育児」の実験をしたというもの。
赤ちゃんにミルクをしっかりあたえ、オムツなどのお世話もちゃんとする。
でも無表情で接するという実験があったそうです。
ほとんどの子どもが長生きできなかった(小さいうちに亡くなった)という話。
その後いろいろ調べてみましたが、ズーンと来る結果の数々。
生きものはやっぱり、コミュニケーションとプラスのストロークが生きるエネルギーになっているのですね〜!!!
もうひとつ、カンボジアのポルポトの話になったのですが、知識人も大量に殺されたとのこと。
「メガネをかけているだけで殺されたとかいう話もありますよ」
そこにいたつきいち女性スタッフ全員メガネ…
みんなで顔を見合わせました。
知らないことがたくさんある。
今でも世界でいろんな理不尽なことが起こっている。
知りたくない…そんな気持ちもありながら、こうしてみなさんと話すことを楽しみと癒しにして、いろんな映画を上映したいなぁと思ったのでした。
来月も…ちょっとどころかかなりヘビーな映像だそうです。
いち早く短いバージョンを観たスタッフは「つきいち史上最も…」とここで言葉が詰まる…。
今年のノーベル平和賞を受賞されたデニ・ムクウェゲ医師を追いかけたドキュメンタリーです。
「紛争鉱物、グローバル戦争経済と組織的な性暴力は相互関係にある」とチラシにありますが、どういうことなのか知りたい。
来年の上映ですが、話題作なのでお早めにチケットをお求めになることをおススメします!
つきいちシネマ1月上映会「女を修理する男」
一人の医師の勇気ある行動が世界を動かし4万人以上の性暴力被害女性を治療した──
2018年ノーベル平和賞受賞!コンゴ人婦人科医のデニ・ムクウェゲ医師の命がけの治療を追ったドキュメンタリー
●「女性と少女にとって世界最悪の場所」とも描写されるコンゴ東部。
コンゴ戦争が勃発してから20年が経つ。その間、「紛争鉱物」の実態に関する認知は高まり、国際社会はその予防策に取り組んできた。しかしコンゴ東部の状況は改善されないまま、この地域に住む人々の苦しみは続き、大勢の女性、少女、そして男性が性暴力の被害にあっている。紛争鉱物、グローバル戦争経済と組織的な性暴力は相互関係にあるが、その事実はほとんど知られていない。
本作品は、暗殺未遂にあいながらも、医療、心理的、そして司法的な手段を通して、婦人科医のデニ・ムクウェゲ医師が性暴力の生存者を献身的に治療する姿を映している。それに加えて、生存者の衝撃的な証言、加害者の不処罰の問題、希望に向かって活動する女性団体、そしてこの悲劇の背景にある「紛争鉱物」の実態も描かれている。
●「ムクウェゲ医師は私にとって父親のような存在」とある患者は話す
ムクウェゲ医師は1998年、コンゴ東部のブカブにてパンジー病院を設立し、これまで4万人以上のレイプ被害者を治療し、精神的ケアを施し続けてきた。それ以外に、国連本部をはじめ世界各地でレイプ被害に関する演説を行い、女性の人権尊重を訴えてきた。その活動が国際社会で評価され、これまで国連人権賞(2008年)、ヒラリー・クリントン賞(2014年)、サハロフ賞(2014年)などを受賞した。ノーベル平和賞受賞者の有力候補にも数回挙がっており、2016年5月のタイム誌に、「最も影響力のある100人」に選ばれた。
監督:ティエリー・ミシェル 作家:コレット・ブラックマン、ティエリー・ミシェル
脚本:ティエリー・ミシェル、コレット・ブラックマン、クリスティーン・ピロ
2015年/ベルギー/112分 配給:ユナイテッドピープル
字幕:八角幸雄/監修:米川正子
総括:コンゴの性暴力と紛争を考える会
協力:クラウドファンディングの支援者、日本映像翻訳アカデミー
つきいちシネマ1月上映会「女を修理する男」
2019年1月12日(土)①9:30 ②13:30
1月13日(日)①9:30 ②13:30
会場:風屋(高山市石浦町7−466)※駐車場あり
各回定員20名 前売り券優先、満席になり次第受付終了
チケット 前売り1,500円 当日1,800円 高校生以下無料
主催:つきいちシネマ
後援:高山市、高山市教育委員会
※一部刺激の強い描写もございます。12歳以下のお子様のご鑑賞は、保護者の方の自主的なご判断をお願いいたします 。
お問い合わせ・ご予約
0577−37−2744(風屋)
090−4466−5363(すぎうら)
tsuki1cinema@gmail.com
11月30日、12月1日に2周年特別企画「ゲッベルスと私」の上映が終わりました。
チラシやポスターでご協力いただいたみなさん、ありがとうございました!
さらにたくさんの方にご来場いただき、とてもうれしかったです!
この映画としては、全国で初めての自主上映!みなさんの関心も高く、上映後の座談会もとてもいい時間でした。
詳しくはコチラへ!(https://tsuki1cinema.hida-ch.com/d2018-12-02.html)
ナチスの宣伝相だったゲッベルスの秘書をしていたブルンヒルデ・ポムゼルさんの独白と、各国で製作されたアーカイブ映像で構成されたモノクロの映画。
正直1回観ただけでは理解したとは言えないわたしでしたが、みなさん思い思いに心に浮かんだことを話してくださいました。
ああ、わたしと同じ考えの人がいるんだな…と心強くなったり。
自分たちの日常を大事にする気持ちや、子や孫の世代にいいものを残したい気持ちを語り合えたことがとてもうれしかったです。
今回は学校に配らせていただいたこともあり、小・中・高校の先生方も参加してくださっていました。
みなさん勉強熱心で、これまた子どもをお願いしている身としてはありがたく思いました。
いろいろな世界のことも教えていただきました。
話題に出た中でビックリしたのは、「無表情育児」について。
ナチスドイツの時代に、神聖ローマ帝国で行われていた「無表情育児」の実験をしたというもの。
赤ちゃんにミルクをしっかりあたえ、オムツなどのお世話もちゃんとする。
でも無表情で接するという実験があったそうです。
ほとんどの子どもが長生きできなかった(小さいうちに亡くなった)という話。
その後いろいろ調べてみましたが、ズーンと来る結果の数々。
生きものはやっぱり、コミュニケーションとプラスのストロークが生きるエネルギーになっているのですね〜!!!
もうひとつ、カンボジアのポルポトの話になったのですが、知識人も大量に殺されたとのこと。
「メガネをかけているだけで殺されたとかいう話もありますよ」
そこにいたつきいち女性スタッフ全員メガネ…
みんなで顔を見合わせました。
知らないことがたくさんある。
今でも世界でいろんな理不尽なことが起こっている。
知りたくない…そんな気持ちもありながら、こうしてみなさんと話すことを楽しみと癒しにして、いろんな映画を上映したいなぁと思ったのでした。
来月も…ちょっとどころかかなりヘビーな映像だそうです。
いち早く短いバージョンを観たスタッフは「つきいち史上最も…」とここで言葉が詰まる…。
今年のノーベル平和賞を受賞されたデニ・ムクウェゲ医師を追いかけたドキュメンタリーです。
「紛争鉱物、グローバル戦争経済と組織的な性暴力は相互関係にある」とチラシにありますが、どういうことなのか知りたい。
来年の上映ですが、話題作なのでお早めにチケットをお求めになることをおススメします!
つきいちシネマ1月上映会「女を修理する男」
一人の医師の勇気ある行動が世界を動かし4万人以上の性暴力被害女性を治療した──
2018年ノーベル平和賞受賞!コンゴ人婦人科医のデニ・ムクウェゲ医師の命がけの治療を追ったドキュメンタリー
●「女性と少女にとって世界最悪の場所」とも描写されるコンゴ東部。
コンゴ戦争が勃発してから20年が経つ。その間、「紛争鉱物」の実態に関する認知は高まり、国際社会はその予防策に取り組んできた。しかしコンゴ東部の状況は改善されないまま、この地域に住む人々の苦しみは続き、大勢の女性、少女、そして男性が性暴力の被害にあっている。紛争鉱物、グローバル戦争経済と組織的な性暴力は相互関係にあるが、その事実はほとんど知られていない。
本作品は、暗殺未遂にあいながらも、医療、心理的、そして司法的な手段を通して、婦人科医のデニ・ムクウェゲ医師が性暴力の生存者を献身的に治療する姿を映している。それに加えて、生存者の衝撃的な証言、加害者の不処罰の問題、希望に向かって活動する女性団体、そしてこの悲劇の背景にある「紛争鉱物」の実態も描かれている。
●「ムクウェゲ医師は私にとって父親のような存在」とある患者は話す
ムクウェゲ医師は1998年、コンゴ東部のブカブにてパンジー病院を設立し、これまで4万人以上のレイプ被害者を治療し、精神的ケアを施し続けてきた。それ以外に、国連本部をはじめ世界各地でレイプ被害に関する演説を行い、女性の人権尊重を訴えてきた。その活動が国際社会で評価され、これまで国連人権賞(2008年)、ヒラリー・クリントン賞(2014年)、サハロフ賞(2014年)などを受賞した。ノーベル平和賞受賞者の有力候補にも数回挙がっており、2016年5月のタイム誌に、「最も影響力のある100人」に選ばれた。
監督:ティエリー・ミシェル 作家:コレット・ブラックマン、ティエリー・ミシェル
脚本:ティエリー・ミシェル、コレット・ブラックマン、クリスティーン・ピロ
2015年/ベルギー/112分 配給:ユナイテッドピープル
字幕:八角幸雄/監修:米川正子
総括:コンゴの性暴力と紛争を考える会
協力:クラウドファンディングの支援者、日本映像翻訳アカデミー
つきいちシネマ1月上映会「女を修理する男」
2019年1月12日(土)①9:30 ②13:30
1月13日(日)①9:30 ②13:30
会場:風屋(高山市石浦町7−466)※駐車場あり
各回定員20名 前売り券優先、満席になり次第受付終了
チケット 前売り1,500円 当日1,800円 高校生以下無料
主催:つきいちシネマ
後援:高山市、高山市教育委員会
※一部刺激の強い描写もございます。12歳以下のお子様のご鑑賞は、保護者の方の自主的なご判断をお願いいたします 。
お問い合わせ・ご予約
0577−37−2744(風屋)
090−4466−5363(すぎうら)
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