2018年11月18日
発達障がいの理解を深める学習会に行ってきました
穏やかな週末。
土曜日は、友人と昭和な喫茶店で長話。
この春短大に上がった友人のムスメちゃんの話を聞くのが、わたしはとにかく大好き。
「いわゆるグレーゾーンじゃないか」と友人が心配をしてきた心優しいムスメちゃんの成長するようすは、自分の息子にも当てはまることも多くて、笑えるし可愛らしいし。
それでも心配する親の気持ちもよーくわかって、「センパイ!勉強になります!」であります。
さらに友人の職場の話になり、なんというか…こちらはいたたまれない気持ちに。
介護現場や医療現場、教育現場もそうですが、職員さんたちがいっぱいいっぱいの状況で働いていて、お年寄りや患者さん、子どもにやさしく精一杯やろうとしている人がどんどん疲弊しているんだ…と暗澹たる気持ちにもなりました。
今の国会の、外国人労働者の話ひとつとっても「やさしくない」社会がどこもかしこも蔓延してる?…って思いました
氣をとり直して!
日曜日の今日は、文化会館へ「子ども美術展」を観に。
小6の息子は、1年生から少人数の支援学級にいるので(ひとクラス何人とかいう決まりがあるみたい)、毎年展示していただいてます。
なんとなく作品を展示する人の苦労を感じつつ…
「ガロかよ!」という作風の息子の版画に笑いを誘われ、個性豊かな子どもたちの作品に清々しい気分になりました!
(火曜日までだそうです。ぜひぜひ。ちなみに月曜日は休館日。)
そして、飛騨総合庁舎へ。
今日は、「発達障がいの理解を深める学習会」
保護者や学校の先生、発達支援の仕事をしている人などたくさんの人が集まっていました。
「将来(みらい)につなげるかかわり〜児童期からの就労を見すえたかかわり方、育て方、支援について〜」と題された講演。
講師は、以前須田病院の医局長をされていて、現在は大垣でクリニックをされているお医者さん 井川典克さんという方でした。
岐阜県は、発達支援を受ける子どもたちの数が多いと聞いていましたが、こうした先生たちがシステムを作って、支援の必要な子どもたちに手厚くしてもらえているんだな…と実感できるようなお話でした。
いやね…息子が診断を受けたのが年中の時。
診断前からたくさんの人がかかわってくれて、いろいろ教わって、一緒に悩んでもらって…。
ほんとに手厚いと感じているのです。こんなに手厚くていいのかな…くらいに思っています。
だけど、年齢が上がるごとに手厚い支援はなくなるという話もどこかで聞きました。
「当然といえば当然」と思っていたのですが、息子にとってはその後の人生の方が長い。
「診断して初めて動き出すというのではなく、診断がなくても、特別なことをしなくても受け容れられる社会」が理想だと井川さん。
ホントにそうだなぁと思ったのでした。
そのためには、受け容れる方がキツキツ苦しくと感じるような日常では、とても受け容れられない。
「やさしくない社会」では、どうしてもお互いに受け容れ合うことができない!
みんなが寛容でいられるためには…
いろんなことを考えます。
それでも、各地域でいろんな方が労を惜しまずにシステムを作って、末端まで幸せな人生を送れる人がひとりでも増えるようにしておられるということがよくわかりました。
今日の会場には息子がお世話になっている先生の姿も!(しかもペンまで借りてしまった!)ありがたいです…
やっぱり現場でいろんな人に会っていらっしゃる井川さんの話は、どんな話もうなづいて聞きました。
支援するためには順番があること、いろんなケースを整理して、その人その人のやり方を常に見直しながらやっていくこと。
現場の人の話はホントにグッとくる!かっこいい!
自分の息子を見つめて(っていうことは自分を見つめないとダメだな…っていうことなんですけど)、
息子を応援しながら「やさしい社会・寛容な社会」について、もっともっといろんな人と話をしたいな…と思った週末でした!

友人と長話の喫茶店で、昭和な雰囲気のフルーツポンチとクリームあんみつ
こういう楽しみがないとね!
土曜日は、友人と昭和な喫茶店で長話。
この春短大に上がった友人のムスメちゃんの話を聞くのが、わたしはとにかく大好き。
「いわゆるグレーゾーンじゃないか」と友人が心配をしてきた心優しいムスメちゃんの成長するようすは、自分の息子にも当てはまることも多くて、笑えるし可愛らしいし。
それでも心配する親の気持ちもよーくわかって、「センパイ!勉強になります!」であります。
さらに友人の職場の話になり、なんというか…こちらはいたたまれない気持ちに。
介護現場や医療現場、教育現場もそうですが、職員さんたちがいっぱいいっぱいの状況で働いていて、お年寄りや患者さん、子どもにやさしく精一杯やろうとしている人がどんどん疲弊しているんだ…と暗澹たる気持ちにもなりました。
今の国会の、外国人労働者の話ひとつとっても「やさしくない」社会がどこもかしこも蔓延してる?…って思いました

氣をとり直して!
日曜日の今日は、文化会館へ「子ども美術展」を観に。
小6の息子は、1年生から少人数の支援学級にいるので(ひとクラス何人とかいう決まりがあるみたい)、毎年展示していただいてます。
なんとなく作品を展示する人の苦労を感じつつ…

「ガロかよ!」という作風の息子の版画に笑いを誘われ、個性豊かな子どもたちの作品に清々しい気分になりました!
(火曜日までだそうです。ぜひぜひ。ちなみに月曜日は休館日。)
そして、飛騨総合庁舎へ。
今日は、「発達障がいの理解を深める学習会」
保護者や学校の先生、発達支援の仕事をしている人などたくさんの人が集まっていました。
「将来(みらい)につなげるかかわり〜児童期からの就労を見すえたかかわり方、育て方、支援について〜」と題された講演。
講師は、以前須田病院の医局長をされていて、現在は大垣でクリニックをされているお医者さん 井川典克さんという方でした。
岐阜県は、発達支援を受ける子どもたちの数が多いと聞いていましたが、こうした先生たちがシステムを作って、支援の必要な子どもたちに手厚くしてもらえているんだな…と実感できるようなお話でした。
いやね…息子が診断を受けたのが年中の時。
診断前からたくさんの人がかかわってくれて、いろいろ教わって、一緒に悩んでもらって…。
ほんとに手厚いと感じているのです。こんなに手厚くていいのかな…くらいに思っています。
だけど、年齢が上がるごとに手厚い支援はなくなるという話もどこかで聞きました。
「当然といえば当然」と思っていたのですが、息子にとってはその後の人生の方が長い。
「診断して初めて動き出すというのではなく、診断がなくても、特別なことをしなくても受け容れられる社会」が理想だと井川さん。
ホントにそうだなぁと思ったのでした。
そのためには、受け容れる方がキツキツ苦しくと感じるような日常では、とても受け容れられない。
「やさしくない社会」では、どうしてもお互いに受け容れ合うことができない!
みんなが寛容でいられるためには…

いろんなことを考えます。
それでも、各地域でいろんな方が労を惜しまずにシステムを作って、末端まで幸せな人生を送れる人がひとりでも増えるようにしておられるということがよくわかりました。
今日の会場には息子がお世話になっている先生の姿も!(しかもペンまで借りてしまった!)ありがたいです…

やっぱり現場でいろんな人に会っていらっしゃる井川さんの話は、どんな話もうなづいて聞きました。
支援するためには順番があること、いろんなケースを整理して、その人その人のやり方を常に見直しながらやっていくこと。
現場の人の話はホントにグッとくる!かっこいい!
自分の息子を見つめて(っていうことは自分を見つめないとダメだな…っていうことなんですけど)、
息子を応援しながら「やさしい社会・寛容な社会」について、もっともっといろんな人と話をしたいな…と思った週末でした!

友人と長話の喫茶店で、昭和な雰囲気のフルーツポンチとクリームあんみつ

こういう楽しみがないとね!
Posted by サボ子 at 19:03│Comments(0)
│つれづれ
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