2018年07月26日
クラムボンは…
このあいだの豪雨のあと、息子は
「星がキレイや!」
と言って、夜外に出たがるようになりました。
食べることしか頭にないような息子が…珍しい…ので、わたしも星見物
裏の空き地に敷物を敷いて、寝転がって上を見ます。
「あれがさそり座やな」
「赤い星が古い星なの?」
そんな会話をしていると、思わず歌うのは宮沢賢治の『星めぐりの歌』。
♪あか〜い め〜だまの さそり〜
メロディもすばらしいけれど、シロウトのわたしには絶対楽譜どおり歌えない変な拍子
(それでもテキトーに歌ってみる…)
それでも空を大好きな人が作った曲だとよくわかる、すばらしい曲だなぁ〜(ホレボレ
)。
宮沢賢治の作品で一番好きなのが『星めぐりの歌』かも。。。
みなさんは、宮沢賢治好きですか?
わたしは「好きか?」と聞かれたら好きなんだけれど、物語についてはナニがどんな風にいいのか未だよくわからず…。
初めて読んだのは、教科書に載っていた「やまなし」でした。
「クラムボンは わらったよ」
「クラムボンは かぷかぷ わらったよ」のあれです。
ちょうど、小6の息子の教科書にも載っていたので懐かしくなって、押し入れからあるものを出してきました。
それは…
クラスメイトのMちゃんが書いた、「やまなし」の絵です。
印象に残ったシーンの絵を描くという課題で、教室の後ろに貼り出されたものでした。
「ちょうだい」「ほしい」と言うのがとっても恥ずかしいことだと思っていた小学生のワタクシ
家族にも、あれ欲しい・コレ欲しいってよう言わんかった子どもの頃。
それでも、この絵を見たらどうしても欲しくなってしまった…。
どこかに、「同級生から欲しいと言われたら、Mちゃんもうれしいかも…」という計算が働いたことも確か…
それでもそれでも、やっぱりすごく悩んですごく勇気を振り絞って、「ください」と言ってもらったもの。
Mちゃんの連絡先を知らないので掲載の了解を得てなくて、ちょっとレンズにラップを貼ってぼかしてみました…スミマセン…
それでも、充分伝わるはず…やまなしが川底で発酵してお酒が出ているところです。

金の絵の具なども上手に使っていて、お酒がいい香りで水の中に溢れて、夢のような絵です
30年以上も大事にとってあって、時々出してきて眺めているのです…コワイ同級生だな…わたし…
大事な宝物です。
小6でコレを描いたMちゃんはもちろんすごいけれど、Mちゃんにこの絵を描かせた物語もやっぱりすごいのだな…宮沢さん…(その辺のおじさんみたいに気安く読んじゃダメですね
)
よく見ると、火星は大きく、もうすぐ最接近。
月食は台風で見えないかもしれないけど、
しばらく我が家の「星めぐり」は続きそうです…。
「星がキレイや!」

と言って、夜外に出たがるようになりました。
食べることしか頭にないような息子が…珍しい…ので、わたしも星見物

裏の空き地に敷物を敷いて、寝転がって上を見ます。
「あれがさそり座やな」
「赤い星が古い星なの?」
そんな会話をしていると、思わず歌うのは宮沢賢治の『星めぐりの歌』。
♪あか〜い め〜だまの さそり〜
メロディもすばらしいけれど、シロウトのわたしには絶対楽譜どおり歌えない変な拍子

(それでもテキトーに歌ってみる…)
それでも空を大好きな人が作った曲だとよくわかる、すばらしい曲だなぁ〜(ホレボレ

宮沢賢治の作品で一番好きなのが『星めぐりの歌』かも。。。
みなさんは、宮沢賢治好きですか?
わたしは「好きか?」と聞かれたら好きなんだけれど、物語についてはナニがどんな風にいいのか未だよくわからず…。
初めて読んだのは、教科書に載っていた「やまなし」でした。
「クラムボンは わらったよ」
「クラムボンは かぷかぷ わらったよ」のあれです。
ちょうど、小6の息子の教科書にも載っていたので懐かしくなって、押し入れからあるものを出してきました。
それは…
クラスメイトのMちゃんが書いた、「やまなし」の絵です。
印象に残ったシーンの絵を描くという課題で、教室の後ろに貼り出されたものでした。
「ちょうだい」「ほしい」と言うのがとっても恥ずかしいことだと思っていた小学生のワタクシ

家族にも、あれ欲しい・コレ欲しいってよう言わんかった子どもの頃。
それでも、この絵を見たらどうしても欲しくなってしまった…。
どこかに、「同級生から欲しいと言われたら、Mちゃんもうれしいかも…」という計算が働いたことも確か…

それでもそれでも、やっぱりすごく悩んですごく勇気を振り絞って、「ください」と言ってもらったもの。
Mちゃんの連絡先を知らないので掲載の了解を得てなくて、ちょっとレンズにラップを貼ってぼかしてみました…スミマセン…

それでも、充分伝わるはず…やまなしが川底で発酵してお酒が出ているところです。

金の絵の具なども上手に使っていて、お酒がいい香りで水の中に溢れて、夢のような絵です

30年以上も大事にとってあって、時々出してきて眺めているのです…コワイ同級生だな…わたし…

大事な宝物です。
小6でコレを描いたMちゃんはもちろんすごいけれど、Mちゃんにこの絵を描かせた物語もやっぱりすごいのだな…宮沢さん…(その辺のおじさんみたいに気安く読んじゃダメですね

よく見ると、火星は大きく、もうすぐ最接近。
月食は台風で見えないかもしれないけど、
しばらく我が家の「星めぐり」は続きそうです…。
Posted by サボ子 at 16:47│Comments(0)
│つれづれ
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