2018年06月14日
親孝行プレイ第2弾! 〜コレはただの趣味だったその①「諏訪大社」編
お知らせしなくちゃいけないことが山積みなのに…これは書いておきたい!
去年秋に続いて、今度はわたしの両親を連れての旅「親孝行プレイ」第2弾です!
「いつか」を言う前に、今思っていることをやろう!
とくに高齢になった親たちとの時間をもとう!
「親孝行」とか言うと恥ずかしいけど「プレイ」と思えば恥ずかしくない!(byみうらじゅん)
と、まずは去年、夫のお母さんと、夫が仕事をさせてもらった寺見学に鎌倉旅。
今回は、下呂に住むわたしの両親と「諏訪」へ行きました。
両親と旅に行くなら北陸辺りがいいかなぁ〜と考えていたのですが、同僚に相談すると同僚のひとりCさんが「諏訪はどうですか?」と。
「茅野にいいところがあるんですよ」
「え?茅野と諏訪は近いんですか?」
「となりです。近いですよ」
わたしは茅野に行ったらどうしても寄りたい場所があった…よし!諏訪大社に行くと言ってみんなを巻き込もう!
さらにCさんは、『縄文聖地巡礼』っていう坂本龍一と中沢新一が諏訪を旅する本を貸してくれた。
読んでいたら俄然行きたくなって、諏訪方面に決定!
両親は、「どこでもいいよ」と言いつつ2人とも「諏訪大社は行ったな」だって
それでもわたしたち家族は初めてで、夫も神社大好き、わたしにはさらに真の目的が…つきあってもらいます…すんません。
親孝行じゃなく、やっぱりどこまでも「プレイ」な旅のスタート!
JRで下呂からやってきた両親と高山駅で合流し、いざ諏訪へ。
お昼頃到着、お蕎麦を食べていざ「諏訪大社上社本宮」へ。
って、諏訪大社って実は4社もあるんだそうです。
全国に散らばる「諏訪神社」の元ですが、4社あることも今回初めて知りました。
「御柱祭」で有名ですが、あの祭りはなんというか「土」の匂いがします。
『縄文聖地巡礼』を読んだせいか、土臭い、国家権力から離れた、昔から伝わる信仰のカタチが見えるかも!
一番大きな「上社本宮」は、父も母も来たことがあって、大きな社殿です。
それでも神社に生えている木はとんでもない樹齢で、「本殿」はなく神様は「山」だということ。
神社の木は杉?と思っていたのに、針葉樹じゃない感じにちょっと違和感とおもしろさを感じます。
その上結界を張るように御柱が社殿を囲み4本立てられています。
来たことのある父がそのことを教えてくれました。
「グレンで持って行けんはずやが、どうやって立てるんやろうか」と話しています。
「グレン?」
よくよく聞いたら「クレーン」のことだった。。。
大工の夫が「グレンわかりますよ」と言いながら父と話がはずんでいます。
御朱印帳を作っている母と夫。
なのに2人とも持ってくるのを忘れる…。夫に至っては、神社や寺に行くのに持ってきたためしがない。
それでもせっかく来たので「御朱印」を2人分購入。(御朱印帳を忘れた人はあらかじめ書いてあるものを買えるのだそうです)
わたしはおみくじをひきます。
諏訪大社のマーク?紋というのでしょうか?
巫女さんに「なんの木ですか?」と聞いたら「カジの木です。木ヘンに尾の梶です」と言われました。
「大吉」でした。
神社にはたくさんの参拝客がいるのですが、参道は賑やかなようなそうでないような、のんびりした雰囲気。
商売気があるようなないような、そこがまたいい感じです。
次に茅野にある「上社前宮」に向かいます。車で5分ほど。
父と母も「本宮」以外は行ったことがないと話しています。
「え?ここ?」という感じのひっそりとした「前宮」
諏訪大社では一番古いと聞きましたが、なんとも住宅の間にあるような不思議な神社です。
父も母も途中まで上がったのですが、普通の生活道路の坂道を上がって行く拝殿には自信がないと、下で待つとのことでした。
父も母も、ここ数年で体力がぐんと落ちました。80才と76才。結構無理してついてきてもらっています。
夫と息子とわたしとで、生活道路の坂道上がって拝殿へ。
なんか上呂あたりで「水汲み」に行った時の道とよく似ています。周りは普通に畑や家が。
息子は側溝を落ちてくる大量の水に興味津々で、「うぉぉぉ〜!」と側溝ばかりに氣をとられています。
ちょっと上がっただけで拝殿がありました。
が、なんとも神社っぽくないのです。もう山に暮らすわたしたち家族には日常の風景のようにしか見えない周りのようす。
諏訪大社4社の中で一番古いとのことでしたが、「ここの神様は自然の中に溶け込んでいる」というか「自然の恵み全部が神様」という感じでした。
まあ、わたしたち家族の生活そのものが神様に囲まれているのかなぁ。。。という認識に。
御柱は4本、ちゃんと立っていました。
なんでもない感じだったこの前宮が、結局4社の中で一番衝撃的でした。
こんな「上呂の水汲み」のような場所にもどんどこ若い人たちがのぼってきます。
さらにさっきから息子が氣をとられている豊富な水は「ご神水」として飲めるようになっていました。
水筒を持ってきていたので、それを汲んで下で待っている父と母に。
母は御朱印を2人分買って大きな木の根元に座っていました。横にいた父は「尻から根っこが生えたぞ」と言って待っていました。
このあと、わたしの勝手なメインイベントにみんなを連れて行く訳ですが…。
その敷地内に、古くからの土着の神とでも言いましょうか。
「ミシャグジ神」の祠がありました。
「パワースポットですよ」と言われましたが、さっきの前宮のように「日常」っぽさがあってなんとも落ちつきます。
さらに旅している気分にすらならないこの落ち着きはなんなんだろう?
祠の後ろの木は「梶」だそうです。
ああ、これが諏訪大社の紋だ!
下社についても書きたい!けど長くなったので、次はこの写真の手前にある建物(?)について。
わたしの諏訪訪問の目的は…。
つづく
去年秋に続いて、今度はわたしの両親を連れての旅「親孝行プレイ」第2弾です!
「いつか」を言う前に、今思っていることをやろう!
とくに高齢になった親たちとの時間をもとう!
「親孝行」とか言うと恥ずかしいけど「プレイ」と思えば恥ずかしくない!(byみうらじゅん)
と、まずは去年、夫のお母さんと、夫が仕事をさせてもらった寺見学に鎌倉旅。
今回は、下呂に住むわたしの両親と「諏訪」へ行きました。
両親と旅に行くなら北陸辺りがいいかなぁ〜と考えていたのですが、同僚に相談すると同僚のひとりCさんが「諏訪はどうですか?」と。
「茅野にいいところがあるんですよ」
「え?茅野と諏訪は近いんですか?」
「となりです。近いですよ」
わたしは茅野に行ったらどうしても寄りたい場所があった…よし!諏訪大社に行くと言ってみんなを巻き込もう!
さらにCさんは、『縄文聖地巡礼』っていう坂本龍一と中沢新一が諏訪を旅する本を貸してくれた。
読んでいたら俄然行きたくなって、諏訪方面に決定!
両親は、「どこでもいいよ」と言いつつ2人とも「諏訪大社は行ったな」だって
それでもわたしたち家族は初めてで、夫も神社大好き、わたしにはさらに真の目的が…つきあってもらいます…すんません。
親孝行じゃなく、やっぱりどこまでも「プレイ」な旅のスタート!
JRで下呂からやってきた両親と高山駅で合流し、いざ諏訪へ。
お昼頃到着、お蕎麦を食べていざ「諏訪大社上社本宮」へ。
って、諏訪大社って実は4社もあるんだそうです。
全国に散らばる「諏訪神社」の元ですが、4社あることも今回初めて知りました。
「御柱祭」で有名ですが、あの祭りはなんというか「土」の匂いがします。
『縄文聖地巡礼』を読んだせいか、土臭い、国家権力から離れた、昔から伝わる信仰のカタチが見えるかも!
一番大きな「上社本宮」は、父も母も来たことがあって、大きな社殿です。
それでも神社に生えている木はとんでもない樹齢で、「本殿」はなく神様は「山」だということ。
神社の木は杉?と思っていたのに、針葉樹じゃない感じにちょっと違和感とおもしろさを感じます。
その上結界を張るように御柱が社殿を囲み4本立てられています。
来たことのある父がそのことを教えてくれました。
「グレンで持って行けんはずやが、どうやって立てるんやろうか」と話しています。
「グレン?」
よくよく聞いたら「クレーン」のことだった。。。
大工の夫が「グレンわかりますよ」と言いながら父と話がはずんでいます。
御朱印帳を作っている母と夫。
なのに2人とも持ってくるのを忘れる…。夫に至っては、神社や寺に行くのに持ってきたためしがない。
それでもせっかく来たので「御朱印」を2人分購入。(御朱印帳を忘れた人はあらかじめ書いてあるものを買えるのだそうです)
わたしはおみくじをひきます。
諏訪大社のマーク?紋というのでしょうか?
巫女さんに「なんの木ですか?」と聞いたら「カジの木です。木ヘンに尾の梶です」と言われました。
「大吉」でした。
神社にはたくさんの参拝客がいるのですが、参道は賑やかなようなそうでないような、のんびりした雰囲気。
商売気があるようなないような、そこがまたいい感じです。
次に茅野にある「上社前宮」に向かいます。車で5分ほど。
父と母も「本宮」以外は行ったことがないと話しています。
「え?ここ?」という感じのひっそりとした「前宮」
諏訪大社では一番古いと聞きましたが、なんとも住宅の間にあるような不思議な神社です。
父も母も途中まで上がったのですが、普通の生活道路の坂道を上がって行く拝殿には自信がないと、下で待つとのことでした。
父も母も、ここ数年で体力がぐんと落ちました。80才と76才。結構無理してついてきてもらっています。
夫と息子とわたしとで、生活道路の坂道上がって拝殿へ。
なんか上呂あたりで「水汲み」に行った時の道とよく似ています。周りは普通に畑や家が。
息子は側溝を落ちてくる大量の水に興味津々で、「うぉぉぉ〜!」と側溝ばかりに氣をとられています。
ちょっと上がっただけで拝殿がありました。
が、なんとも神社っぽくないのです。もう山に暮らすわたしたち家族には日常の風景のようにしか見えない周りのようす。
諏訪大社4社の中で一番古いとのことでしたが、「ここの神様は自然の中に溶け込んでいる」というか「自然の恵み全部が神様」という感じでした。
まあ、わたしたち家族の生活そのものが神様に囲まれているのかなぁ。。。という認識に。
御柱は4本、ちゃんと立っていました。
なんでもない感じだったこの前宮が、結局4社の中で一番衝撃的でした。
こんな「上呂の水汲み」のような場所にもどんどこ若い人たちがのぼってきます。
さらにさっきから息子が氣をとられている豊富な水は「ご神水」として飲めるようになっていました。
水筒を持ってきていたので、それを汲んで下で待っている父と母に。
母は御朱印を2人分買って大きな木の根元に座っていました。横にいた父は「尻から根っこが生えたぞ」と言って待っていました。
このあと、わたしの勝手なメインイベントにみんなを連れて行く訳ですが…。
その敷地内に、古くからの土着の神とでも言いましょうか。
「ミシャグジ神」の祠がありました。
「パワースポットですよ」と言われましたが、さっきの前宮のように「日常」っぽさがあってなんとも落ちつきます。
さらに旅している気分にすらならないこの落ち着きはなんなんだろう?
祠の後ろの木は「梶」だそうです。
ああ、これが諏訪大社の紋だ!
下社についても書きたい!けど長くなったので、次はこの写真の手前にある建物(?)について。
わたしの諏訪訪問の目的は…。
つづく
Posted by サボ子 at 03:32│Comments(0)
│つれづれ
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