2017年06月09日

志織さんと第三世界 〜つきいちシネマ『ポバティーインク』

スタッフをやらせてもらっている「つきいちシネマ」
いよいよ6月、ちょうど半分。

今月は、『ポバティーインク〜あなたの寄付の不都合な真実』という映画でした。
今月は試写会に行けなかったので今日会場で観ました。

(少しネタバレあり)

80年代、ロックやポップスのスターが集まって歌う「バンドエイド」の映像を「なつかし〜!」と観ました。
結果的にバンドエイドやUSA for AFRICAは、救われる人たちのイメージを固定してしまうことになった…というような話が出てきました。

それを観ていて、今週ラジオで聴いたことがリンクしました。
水曜日、TBSラジオ「荻上チキsession22」という番組で、性犯罪の被害に遭ったと記者会見をされた志織さんのインタビューを放送していました。
具体的な内容と、志織さんが言及したいメディアや司法のことなど詳しく話されて、とても深いインタビューでした。

詩織さんは、記者会見をする際に「リクルートスーツを着てきてください」と弁護士の方に言われ、それをかたくなに拒んだと話されていました。
また、警察では「泣かないと被害者と思えない」というようなことを言われたなどという話も。
「被害者はこういうイメージ」というのに当てはめられたくない、そのことも強く話しておられたのが衝撃的でした。

「第三世界」の「貧困の人たち」は、かわいそうで救われるべき存在なのか。
そもそもそんなイメージを作ってふくらませているのは誰なのか。
わたしたちは「イメージ」をたくさんもって、たくさん貼りつけてものを見ている存在なんだなぁ〜とあらためて思いました。

いろんな人が次々と出てきて、頭の中が忙しい映画でしたが、あと2回あります!
お時間のある方、興味のある方はぜひどうぞ!

詳しくは、つきいちシネマのページへ!
http://tsuki1cinema.hida-ch.com/e856753.html

観られた方は、また感想を聴かせてくださいね〜。


志織さんと第三世界 〜つきいちシネマ『ポバティーインク』

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Posted by サボ子 at 15:33│Comments(0)つれづれ
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