2017年04月14日
哀しみの雪どけ
わが家の裏にあった大量の雪が完全に消えました。
うりす峠はもう少しだけ残っています。
毎年春は鬱々っとしていたサボ子ですが、今年はしんどかった〜!!
スタッフとして参加させてもらっている「つきいちシネマ」のことを書きたい!と思いながらも、パソコンを開くことができず、今ごろになりました…。
3月は、東日本大震災の被害のあった沿岸地域を中心に、花火大会をする「LIGHT UP NIPPON」というドキュメンタリーを上映しました。
折しも、今日は熊本の地震から1年。
東日本の震災からは6年。
もちろん東日本で、熊本・九州で被害に遭った方には及びませんが、
わたしたちもツラかったのだ。。。と少しだけ声に出して言ってみてもいいかも…と思った今年の春です。
「LIGHT UP NIPPON」の上映後の座談会に2回参加しました。
1回目は、女性がほとんどで、リアルタイムでテレビを観ていた方が何人かいました。
その後、自分が被災している地域にいるような錯覚に陥ってしまったり、3月になるとツラくなる方の話を聞きました。
もうひとつ、とても多かった感想は、途中で映画に出てくる議論する場面のことを話題にする人が多かったことです。
花火なんて、やっても意味があるのか、鎮魂かイベントか、実行委員の人たちが反対意見を話す人に対して自分たちの意見をぶつけます。
結局、ひとつひとつ「対話をすることが(時間はかかっても)必要」ということを実感したという話が多かった印象です。
家へ帰っていろいろ思い出してみると、わたしも2011年の3月11日は、当時4歳になったばかりの息子が調子悪くて、仕事を休んでいました。
玄関で揺れを感じてテレビをつけて、リアルタイムで津波が来るのを観てしまいました。
息子の胃腸風邪がうつっているようなので、ごはんも少なめにすごしていましたが、その日をさかいに、固形物が全く食べられなくなったことをあとから思い出しました。
スープばかり飲んでいるので、力が出なくなり、ますます落ち込むばかり。
そんな時に津波の映像ばかり観ているので、ますます弱ってしまいます。
友達に電話をすると、「栄養が足りないからサプリでもなんでもいいから栄養をとること!」と言われ、ハッと氣がつきました。
身体が弱っているからしんどさが増すということを教えてもらって、少しずつ抵抗力(身体もココロも)をつけることを心がけました。
今年も春も、あの時のことがよみがえります。
「やらなきゃならないこと」に追われて、無理矢理動いていたら、ちょっとのことへの抵抗力も減ってきました。
笑顔の見返りでもあればな〜!それものぞめなかった時があったんだよ〜
国会ではどうにもこうにもひどい議論(ともよべないもの)が続いているし、ミサイルは飛んでくるし、シリアは大変なことになっているし、こんなこと自分の手には負えないのは当たり前なのに、ニュースを聞いていちいち落ち込む〜!
そんなわけで、「やりたくないこと」をやらない人に厳しくなって、息子に当たってしまう日々…。
「学校休みたい」
出ちゃいましたよ。母ちゃんの毒でやられてしまっているのはよーくわかるのです…。
ごめんよー
ここは、自分の調子・身体との「対話」かな〜。
「なにがいい」「なにが悪い」は、その時の調子によるもの。
じっくり手間をかけて「対話」をするのは、「誰か」とだけでなく、自分とも必要なのかもと思った今年の寒い春でした。
4月のつきいちシネマは、シリア問題です。
どうぞ、よく寝てしっかり食べて、なるべくよい体調でお出かけください!
きっと、治安がよくて、美味しいものを食べられる日本の人だから考えられることがあるような氣がしています!
金曜日の1回目の上映前には、高山在住の方から、シリアのこと・周辺の国々について生の声を聴けたり、シリアのパンの販売もあります。
サボ子は、今回は会場でのお手伝いはありませんが、チケット販売しています。
「オーナーへのメール」などで受けつけています。
どうぞご連絡ください
つきいちシネマについて詳しくはコチラ↓
http://tsuki1cinema.hida-ch.com/
そして、先月の座談会に参加された方からいただいた「漂流ポスト」のハガキ。
亡くなった方へ手紙を書く、ご本人の了解を得られたらそれを公開して誰かが読む。
「同じような思いをしている人がいたんだ」と誰かが元気づけられる。
そんな活動をしている方がいるのだそうです。
不慮の事故で、大事な人をなくしてしまった人のお手紙も受けつけておられるとか。
先月の座談会のように「ツラかったのはわたしだけではなかったんだ…」という思いを共有するのも、ココロを癒す方法のひとつかもしれませんね。
うりす峠はもう少しだけ残っています。
毎年春は鬱々っとしていたサボ子ですが、今年はしんどかった〜!!
スタッフとして参加させてもらっている「つきいちシネマ」のことを書きたい!と思いながらも、パソコンを開くことができず、今ごろになりました…。
3月は、東日本大震災の被害のあった沿岸地域を中心に、花火大会をする「LIGHT UP NIPPON」というドキュメンタリーを上映しました。
折しも、今日は熊本の地震から1年。
東日本の震災からは6年。
もちろん東日本で、熊本・九州で被害に遭った方には及びませんが、
わたしたちもツラかったのだ。。。と少しだけ声に出して言ってみてもいいかも…と思った今年の春です。
「LIGHT UP NIPPON」の上映後の座談会に2回参加しました。
1回目は、女性がほとんどで、リアルタイムでテレビを観ていた方が何人かいました。
その後、自分が被災している地域にいるような錯覚に陥ってしまったり、3月になるとツラくなる方の話を聞きました。
もうひとつ、とても多かった感想は、途中で映画に出てくる議論する場面のことを話題にする人が多かったことです。
花火なんて、やっても意味があるのか、鎮魂かイベントか、実行委員の人たちが反対意見を話す人に対して自分たちの意見をぶつけます。
結局、ひとつひとつ「対話をすることが(時間はかかっても)必要」ということを実感したという話が多かった印象です。
家へ帰っていろいろ思い出してみると、わたしも2011年の3月11日は、当時4歳になったばかりの息子が調子悪くて、仕事を休んでいました。
玄関で揺れを感じてテレビをつけて、リアルタイムで津波が来るのを観てしまいました。
息子の胃腸風邪がうつっているようなので、ごはんも少なめにすごしていましたが、その日をさかいに、固形物が全く食べられなくなったことをあとから思い出しました。
スープばかり飲んでいるので、力が出なくなり、ますます落ち込むばかり。
そんな時に津波の映像ばかり観ているので、ますます弱ってしまいます。
友達に電話をすると、「栄養が足りないからサプリでもなんでもいいから栄養をとること!」と言われ、ハッと氣がつきました。
身体が弱っているからしんどさが増すということを教えてもらって、少しずつ抵抗力(身体もココロも)をつけることを心がけました。
今年も春も、あの時のことがよみがえります。
「やらなきゃならないこと」に追われて、無理矢理動いていたら、ちょっとのことへの抵抗力も減ってきました。
笑顔の見返りでもあればな〜!それものぞめなかった時があったんだよ〜
国会ではどうにもこうにもひどい議論(ともよべないもの)が続いているし、ミサイルは飛んでくるし、シリアは大変なことになっているし、こんなこと自分の手には負えないのは当たり前なのに、ニュースを聞いていちいち落ち込む〜!
そんなわけで、「やりたくないこと」をやらない人に厳しくなって、息子に当たってしまう日々…。
「学校休みたい」
出ちゃいましたよ。母ちゃんの毒でやられてしまっているのはよーくわかるのです…。
ごめんよー
ここは、自分の調子・身体との「対話」かな〜。
「なにがいい」「なにが悪い」は、その時の調子によるもの。
じっくり手間をかけて「対話」をするのは、「誰か」とだけでなく、自分とも必要なのかもと思った今年の寒い春でした。
4月のつきいちシネマは、シリア問題です。
どうぞ、よく寝てしっかり食べて、なるべくよい体調でお出かけください!
きっと、治安がよくて、美味しいものを食べられる日本の人だから考えられることがあるような氣がしています!
金曜日の1回目の上映前には、高山在住の方から、シリアのこと・周辺の国々について生の声を聴けたり、シリアのパンの販売もあります。
サボ子は、今回は会場でのお手伝いはありませんが、チケット販売しています。
「オーナーへのメール」などで受けつけています。
どうぞご連絡ください
つきいちシネマについて詳しくはコチラ↓
http://tsuki1cinema.hida-ch.com/
そして、先月の座談会に参加された方からいただいた「漂流ポスト」のハガキ。
亡くなった方へ手紙を書く、ご本人の了解を得られたらそれを公開して誰かが読む。
「同じような思いをしている人がいたんだ」と誰かが元気づけられる。
そんな活動をしている方がいるのだそうです。
不慮の事故で、大事な人をなくしてしまった人のお手紙も受けつけておられるとか。
先月の座談会のように「ツラかったのはわたしだけではなかったんだ…」という思いを共有するのも、ココロを癒す方法のひとつかもしれませんね。
Posted by サボ子 at 12:04│Comments(0)
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