2017年03月19日
「なぜ、子どもの『居場所』が必要なのか!? こどものメンタルヘルス勉強会に行ってきました
高岡市の「ひとのま」という場所を知ったのは、2013年。
わたしが「ひだ・自然エネルギーの輪」に入るきっかけになった『パワー・トゥ・ザ・ピープル』という映画を、富山県の小矢部市に観に行ったことから始まります。
印刷屋さんの2階がフリーなスペースになっていて、いろんなタイプの人が集まって映画を観たり情報交換をしたり。
「まさにパワー・トゥ・ザ・ピープルだなぁ〜」と感動して、市民が街を変えるんだ!って勇気をもらって帰ってきました。
そこで知り合った方とFacebookでつながって、彼女の投稿で「ひとのま」を知ることになります。
普通の一軒家に、いろんな大人や子どもがごちゃごちゃしていて、「一体ここはどんなところなんだろう?」と思いながら見ていると…。
古い友人とその子どもたちの姿がそこに!
子どもが生まれてからは、年賀状を送り合うくらいで連絡をマメにとっていなかったけど、
(失礼ながら)わが家のようにごちゃっとしてる座敷で、自由に楽しそうにしている友人と子どもたちの姿を見て、おおお!とうれしくなりました。
そこからその友人の投稿を見て、どうやら「ひとのま」は誰でも自由に出入りできる一軒家だということがわかりました。
宮田さんという男性がいて、学校に行かない子どもたちや、年齢がいろんな人が好きにすごしている。
保育園から小学校までずっと「行きたくない、行きたくない」と、時々休みながら通っている息子が見て、「オレもひとのま行きたいな〜」と言う。
友人の話や、宮田さんの投稿を読みすすめて、ますます「ひとのま」に興味が出てきたワタクシ。
(ちょうど、小矢部で一緒に映画を観た別の方が、八尾で「ひとのま」みたいな場所を作られたり!こちらもまた興味シンシン!)
「今から行く?」って高岡の友人をたずねた時に誘ってもらったのに、ドキドキするし時間もないしで断ってしまったのを後悔しつつ、いつかお邪魔させてもらおう!と思っていたら…
宮田さんが高山にござるというではないですか!
(いつもにもまして前置きが長くてスミマセン)
この勉強会は、「社会復帰研究会」と「地域福祉の広場ひだ」というところが主催で、
平成28年度は子どものメンタルヘルスに関することをやってこられたそうです。
そういえば去年国府で、各市の市長さんたちと発達障害について語るシンポジウムがあったのも、そのひとつだったとか。
「17日、行ってきていい?」と夫に話すと、先日テレビで「ひとのま」を観たばかりで「オレも行きたい」と。
小4の息子をひとりにして行けず、家族全員で参加させてもらいました。
タイトルは、「なぜ、子どもの『居場所』が必要なのか!?〜子ども×おとな×その地域=これからの社会貢献を考えよう」
前半は、ひとのまの子どもたちが選んだという写真を観ながら宮田さんのお話。
後半は、分かれて座ったテーブルで感想をシェアし合ったり、自分が作れる居場所ってなんだろうと話し合うワールドカフェ。
宮田さんのお話はとても面白くて、息子も笑いながら聞きました。
「居場所」ってなんだろう?
宮田さんもわからないと言います。
ひとのまの子どもたちに聞いたら「安心できるところ」「そこにいてもいいと思えるところ」と言ったそうです。
息子は「プレッシャーのないところ」と答えていました。
いつも家でプレッシャーかけまくりの母ちゃん、ヒヤヒヤして聞いていました
同じテーブルの人たちと話したら、「場所だけじゃないのかもね」「モノとかこととかいろいろあるよね」という話になりました。
さらに、「子ども食堂を作りたい」という話をいくつも聞かせてもらいました。
飛騨市も高山市も、需要があるんだそうです。
それは、「貧困」に限らず親が精神疾患だったり「今日はどうしてもごはんが作りたくない」お母さんのためだったり、夫婦で仕事が遅くなる人のためだったり。
最近も色々な主婦仲間で子ども食堂が話題になったり、「どうしてお母ちゃんばっかり(入学準備とか弁当とかごはんの支度とか)こんなに大変なんやろうな!」とグチり合ったりしていたのですが。。。
ヘトヘトになりながら、「なるべく野菜を…」なんて手の込んだごはん作って、自分は飲んだくれて子どもに当たってるんだもんな〜←わたしのことね
こういうお母ちゃんが助けを求めてもいいわけか〜!とビックリしてしまいました。
子どものメンタルヘルスを語るなら、大人からって言うもんな〜!
これも「需要」のひとつなのか。
実際「居場所」について語り合ったとき、「ひとりでタバコを吸う時間」と答えたお母さんがみえました。
わかるわ〜!
話題はいろいろ飛んじゃいますね
隣でごはんもらって食べるとか、もっとあんきにできることも必要だし、(そのためにそんなつきあいをすることも)
子どものことを語ると、結局大人やその地域の話に広がってゆく。タイトルのままだなぁ…答えは出なかったけど、語ることってステキだなぁと思う時間でした。
次の日、別のテーブルにいた夫の話を聞いてみると、「自分が作りたい居場所は…」と語り始めました。
一緒に住んでいる家族でも、聞いてみないとわからないものだ…。
「つきいちシネマ」でも思うことだけど、同じ映画を観ていても、その後の座談会で語られる言葉は全く違う。
あたりまえのことだけど、いつも忘れてしまうことを、あらためて感じる機会を家族と共有できたことがとてもうれしい。
あんきな雰囲気をつくっておられたスタッフのみなさんと、お会いしたかった宮田さんに大感謝!
帰りは友人の息子くんが作ったいけてるバッジを買ってきました〜♪こんなのほしかった!
高岡へ行くのがますます楽しみになってきましたよ〜♪
シャツ一枚でイヤな宿題をする後ろ姿
わたしが「ひだ・自然エネルギーの輪」に入るきっかけになった『パワー・トゥ・ザ・ピープル』という映画を、富山県の小矢部市に観に行ったことから始まります。
印刷屋さんの2階がフリーなスペースになっていて、いろんなタイプの人が集まって映画を観たり情報交換をしたり。
「まさにパワー・トゥ・ザ・ピープルだなぁ〜」と感動して、市民が街を変えるんだ!って勇気をもらって帰ってきました。
そこで知り合った方とFacebookでつながって、彼女の投稿で「ひとのま」を知ることになります。
普通の一軒家に、いろんな大人や子どもがごちゃごちゃしていて、「一体ここはどんなところなんだろう?」と思いながら見ていると…。
古い友人とその子どもたちの姿がそこに!
子どもが生まれてからは、年賀状を送り合うくらいで連絡をマメにとっていなかったけど、
(失礼ながら)わが家のようにごちゃっとしてる座敷で、自由に楽しそうにしている友人と子どもたちの姿を見て、おおお!とうれしくなりました。
そこからその友人の投稿を見て、どうやら「ひとのま」は誰でも自由に出入りできる一軒家だということがわかりました。
宮田さんという男性がいて、学校に行かない子どもたちや、年齢がいろんな人が好きにすごしている。
保育園から小学校までずっと「行きたくない、行きたくない」と、時々休みながら通っている息子が見て、「オレもひとのま行きたいな〜」と言う。
友人の話や、宮田さんの投稿を読みすすめて、ますます「ひとのま」に興味が出てきたワタクシ。
(ちょうど、小矢部で一緒に映画を観た別の方が、八尾で「ひとのま」みたいな場所を作られたり!こちらもまた興味シンシン!)
「今から行く?」って高岡の友人をたずねた時に誘ってもらったのに、ドキドキするし時間もないしで断ってしまったのを後悔しつつ、いつかお邪魔させてもらおう!と思っていたら…
宮田さんが高山にござるというではないですか!
(いつもにもまして前置きが長くてスミマセン)
この勉強会は、「社会復帰研究会」と「地域福祉の広場ひだ」というところが主催で、
平成28年度は子どものメンタルヘルスに関することをやってこられたそうです。
そういえば去年国府で、各市の市長さんたちと発達障害について語るシンポジウムがあったのも、そのひとつだったとか。
「17日、行ってきていい?」と夫に話すと、先日テレビで「ひとのま」を観たばかりで「オレも行きたい」と。
小4の息子をひとりにして行けず、家族全員で参加させてもらいました。
タイトルは、「なぜ、子どもの『居場所』が必要なのか!?〜子ども×おとな×その地域=これからの社会貢献を考えよう」
前半は、ひとのまの子どもたちが選んだという写真を観ながら宮田さんのお話。
後半は、分かれて座ったテーブルで感想をシェアし合ったり、自分が作れる居場所ってなんだろうと話し合うワールドカフェ。
宮田さんのお話はとても面白くて、息子も笑いながら聞きました。
「居場所」ってなんだろう?
宮田さんもわからないと言います。
ひとのまの子どもたちに聞いたら「安心できるところ」「そこにいてもいいと思えるところ」と言ったそうです。
息子は「プレッシャーのないところ」と答えていました。
いつも家でプレッシャーかけまくりの母ちゃん、ヒヤヒヤして聞いていました
同じテーブルの人たちと話したら、「場所だけじゃないのかもね」「モノとかこととかいろいろあるよね」という話になりました。
さらに、「子ども食堂を作りたい」という話をいくつも聞かせてもらいました。
飛騨市も高山市も、需要があるんだそうです。
それは、「貧困」に限らず親が精神疾患だったり「今日はどうしてもごはんが作りたくない」お母さんのためだったり、夫婦で仕事が遅くなる人のためだったり。
最近も色々な主婦仲間で子ども食堂が話題になったり、「どうしてお母ちゃんばっかり(入学準備とか弁当とかごはんの支度とか)こんなに大変なんやろうな!」とグチり合ったりしていたのですが。。。
ヘトヘトになりながら、「なるべく野菜を…」なんて手の込んだごはん作って、自分は飲んだくれて子どもに当たってるんだもんな〜←わたしのことね
こういうお母ちゃんが助けを求めてもいいわけか〜!とビックリしてしまいました。
子どものメンタルヘルスを語るなら、大人からって言うもんな〜!
これも「需要」のひとつなのか。
実際「居場所」について語り合ったとき、「ひとりでタバコを吸う時間」と答えたお母さんがみえました。
わかるわ〜!
話題はいろいろ飛んじゃいますね
隣でごはんもらって食べるとか、もっとあんきにできることも必要だし、(そのためにそんなつきあいをすることも)
子どものことを語ると、結局大人やその地域の話に広がってゆく。タイトルのままだなぁ…答えは出なかったけど、語ることってステキだなぁと思う時間でした。
次の日、別のテーブルにいた夫の話を聞いてみると、「自分が作りたい居場所は…」と語り始めました。
一緒に住んでいる家族でも、聞いてみないとわからないものだ…。
「つきいちシネマ」でも思うことだけど、同じ映画を観ていても、その後の座談会で語られる言葉は全く違う。
あたりまえのことだけど、いつも忘れてしまうことを、あらためて感じる機会を家族と共有できたことがとてもうれしい。
あんきな雰囲気をつくっておられたスタッフのみなさんと、お会いしたかった宮田さんに大感謝!
帰りは友人の息子くんが作ったいけてるバッジを買ってきました〜♪こんなのほしかった!
高岡へ行くのがますます楽しみになってきましたよ〜♪
シャツ一枚でイヤな宿題をする後ろ姿
Posted by サボ子 at 18:01│Comments(0)
│つれづれ
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