2016年06月17日

指談(ゆびだん)のこと、知ってください

「靈氣ととってもにてるんだよ」のヒトコトで興味をもって、いつのまにやら飛騨の指談の会の会員になっていました!

立ち上げたばかりの「ひだ指談 あやの会」

3年前のアースデイ(高山)で、当時特別支援学校の先生をしておられた山元加津子さんに来ていただき、
そのご縁で知った「白雪姫プロジェクト」

脳波も測定できず、いわゆる「植物状態」と言われる人も意識があり、伝えたいことがある。
医療の現場では常識ではなかったことを、常識にするために、意思の伝達、回復、ケアの方法を発信するプロジェクトです。
その意思の伝達の方法のひとつに、「指談」というものがあります。

ほんのわずかの指の動きだけで、意思を読みとる方法です。

先週は、指談の会の大先輩、美濃加茂の「あいの会」のまりんちゃんとみっちゃんに来ていただき、
いろ〜んなお話を聴きました。

もう、ほんとうにお会いできてよかった!

あいの会の周辺の方達は、指談ができるようになってから、どんどん表情が変わっていかれたとのこと。
4年生の途中から指談を知ったあるお子さんは、今6年生。
なんと宿題やテストまで(お母さんに読みとってもらって)する日々だとか!

暑いか、寒いか。
飲みたいのは水か、お茶か。

わたしの生活では、当たり前に自分で動いて、常に快適な状態をつくろうとできる。
小さな子どもでも、「お茶ちょうだい」と言える。
でも動けない場合、言えない場合は。。。

なんて、考えたこともなかったです。
「あやの会」の仲間は、介護の仕事や看護師さんをされていたり、お子さんが当事者さんだったり、という方が多いです。
それでも、みんななかなか練習する機会がない。
わたしがこんなところにいていいのかな…なんて思ったのですが、

まりんちゃんに「快か・不快か、◯と×と△(どちらでもない)と、1・2・3だけでも読みとれるようにしておけば充分。
世の中のフツーの人がそれだけをわかるようになったら、家族の人がちょっとお手洗いに行く時間でも『お願いします』って気軽に言える。
なんて、ステキじゃない!?」
と言われました。

気が楽になりましたよ。

7月17日(日)には、指談のプロ 牧野順子さんが高山に来てくださいます!
初心者でも指談に入りやすいように、講習会を開いてくださるので、一緒にやってみませんか?
わたしも、はじめの一歩。どんな練習をされるのか興味シンシンです。

認知症や、自閉症の人たちのように、意思の疎通が難しい場合も参考になると思います!
興味のある方はぜひ7月17日に高山市民文化会館に来てください!


指談(ゆびだん)のこと、知ってください

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Posted by サボ子 at 09:19│Comments(0)つれづれイベント
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