2016年04月24日

懐かしい!

懐かしい!

このチーフとチーフリングを見て

「なつかしい!」

思った人も多いかもしれませんね〜。
カブスカウト(ボーイスカウトの前段階、小3〜小5までのスカウト活動)のチーフとリングです。

ちょうど庭の桃の花が風で吹き込んできました。

これ…息子のものではなく…

わたしのものです。

サボ子が小学生の頃、土曜日は「独占 女の60分」を見てから(だいたい午後1時)近所のお寺へ。
「土曜学校」といって、今で言う学童みたいなことを、近所のお寺でやってくださっていました。
お経を読んで、ゲームをして(たまに座禅)、お菓子とお茶をいただいて帰ってくる。
昔は土曜日も学校があったので、半ドンの日の子どもの見守りとして、近所のお寺がボランティアでやってくださっていたのだと…今さらわかる次第です。おっさま、ありがとうございます。

そのあとそのお寺は、カブスカウトの活動の場所でした。

「ああ、男の子はいいなぁ〜」と思いながら指をくわえて見ていました。
制服もカッコいいし、ゲームをしたりキャンプをしたり。
カブスカウトにとっても入りたかったのです。

大人になって、「この人は甲斐性があるなぁ」「人のことを考えられるステキな人だなぁ」と思う男性のお友達。
ボーイスカウト経験者がとても多いことに氣がつきました!

息子にも!と思いながらも、無理矢理やらせられないし…と様子を見つつもう4年生!
夫と相談しながら、「ちょっともうひとつ居場所を作ったほうがいいぞ!」と父母が強力プッシュ。
息子を高山のカブスカウトに加えていただくことにしました。

ふたを開けてみると、指導者(リーダー)のみなさんはすばらしいボランティア精神だし、
先輩父母のみなさんは「いいよ〜たのしいよ〜甲斐性つくよ〜」などと言われるし、
本人も早速友達を作って嫌がらずに行ってます。

わー!ありがたいー!と思ったら、

わたしに「デンリーダー」っていう役割がまわってきました。
それで、チーフをいただきました。あこがれの…が、今ごろ手にできたワケです。
人生ってふしぎですね(笑)

デンリーダーは、サルのような、犬のような、彼らが危険なことにならないように見ている役です…。
実のところ、まだよくわかっていませんが、必要なこと意外は言わない、手を出さないのが仕事のようです…。
でも、ほんとうにイケナイことをしたら、「どの子もちゃんと叱ってやってください(自分の子は別のデンリーダーに叱ってもらいましょう)」と言われました。
これは修行ですな。。。

それでも、一回目の活動を見たら、メンバー同士で服装をチェック、国旗に礼、セレモニーを大事にしていて、
かといってずっと縛りっぱなしでない雰囲気に感激しました。
武道の稽古にとても似ています。

小さなことの積み重ね。

「男の子はいいなぁ」とうらやましがっていたサボ子でしたが、カブスカウトのリーダーさんたちのお話を聴きながら、
昔お寺のおっさまは、土曜学校の女子たちにも同じようなことをさせてくれていたのだと、なんとなくわかってきました。

人の役に立つことが、人がよろこぶのがうれしい、そんな氣持ちがベースになっているってステキですね。
息子もわたしも、コツコツといろんな経験をしながら、人間として成長していきたいと思います。

興味のある方、ぜひメンバーに。
いつからでも入れるそうです。
おばちゃんが、しっかり叱ります(笑)



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Posted by サボ子 at 17:35│Comments(0)つれづれ
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