2015年11月14日

子どもの発達を考える学習会に行ってきました

昨日は、高山市役所地下の市民ホールで行われた
「子どもの発達を考える学習会」に参加してきました。

我が家のひとり息子(小3)も、「アスペルガー症候群」と診断を受けて、
今は小学校の「おひさま教室」へ行っておりますです。

思えば、「2歳児相談を受けませんか?」と保健師さんから電話がかかってきた時に、
「ちょっと落ちつきがないみたいなんですけど…」って言われて、
「子どもだから落ちつきがないのは当たり前だろう」とスルーして、2歳児相談へ行かなかったわたし…。

その後も、保育園の先生の方から「面談しましょう」と毎年言われ、
「箸の使い方が…」「同じ遊びしかしないんです…」と言われるも、まだ3才、4才ですから…とスルーして…。

「あの時、『発達障害の疑いがあります』ってフツーに言ってもらえてたらなー!」
って思うこともありましたが、それで受け容れられない人やら(その時のわたしは受け容れられなかったかも…)、
どこかでは裁判沙汰になったこともあるのだそうで、先生のほうからおっしゃらないようにしているのだとか。

「こんなこと、なんでできないの!?」
「何回言っても、なんでできないの!?」

息子に何回言ったことか。。。

ほんとは、保育園の療育専門の先生や保健師さんや、たくさんの人が心配して見ていてくれたこと、
後からわかったんですよね〜。

「もう少し早く氣づけばなぁ…」

後悔先に立たず、氣がつけばすでに手厚いサポート体制ができているのになぁというお話です。

「困った」と言えば、ちゃんとわかってくれる人や場所が整っていることを、あらためて知りました。

大人がアプローチを変えれば、こどもはずっと楽しく生きていける。

「人に助けを求める」が苦手な人、「自分なんかとるに足らない人だ」と思っているからできない人も多いかも。
「自分のことなんて誰も真剣になってくれるはずがない、だから助けを求めると相手に迷惑なだけ」みたいな思い込みがあると、自分だけで解決しようとしてしまったり。
だけど、プロの方達はいろんなノウハウをもっていて、ちょっとした工夫でおたがいハッピーになれる方法を教えてくれる。

飛騨には、たくさんの場所や人がいることにあらためて感動して帰ってきましたよ!

ウチから歩いて数分の「うりす苑」では、ペアレントトレーニングも受けました。
これは目からウロコのすごいトレーニングでした。
こどもの態度は「大人次第」だったんじゃない!?と思える経験でしたよ。

多分10年くらい前は、情報を仕入れるのも支援を受けるのも、もっと大変だったんじゃないかなと思います。

写真は、最近「もっと早く買えばよかった〜!」と思った本です。

動作な苦手なこどもに、日常の動作をどうやってサポートするかが書いてある本。
「なんでできないの!」って言わないですみます!
スクールカウンセラーの先生とお話ししていて「ソーシャルスキルトレーニング(SST)」の本も購入してみました。

saboの本棚にもありますので、よかったら読みにきてください。

オープンスペースは、17日(火)13:00〜16:00
です。
場所は、国府町瓜巣200 (元・田中酒店)
お問い合わせは、
shoco1974@infoseek.jpまで。

子どもの発達を考える学習会に行ってきました

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Posted by サボ子 at 10:37│Comments(0)つれづれ
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