2022年05月30日
推しの石 〜「ブラタナカ」 その2
冷蔵庫の氷温室に、ビニール袋に入った謎の白い粉…。
身に覚えがない…まさか…と袋に顔を入れて匂いをかいただら…まさかの「すしのこ」(タマノイ酢)!!!
鼻がもげそう…サボ子です袋が破れて詰め替えたのを忘れていただけでした
土曜日に、NPO法人 飛騨市・白川郷自然案内人協会主催の「ブラタナカ」に参加したお話その2です
本家『ブラタモリ』を観ていると、
案内をする先生方が「ここは昔なんだったと思いますか?」などとタモリさんに質問をして、
「川ですか」などと即答。
先生は息を呑んで「正解」と言うしかない感じで、若手芸人ならいくつもボケるところをサクサク進んでいく感じがすばらしい
「断層ですか」とか
「河岸段丘ですね」とか
ズバズバ当てているタモリさんを観るのがお楽しみ。
今回、「ブラタナカ」のタナカさんは、タモリさん役ではなくて素晴らしい案内役の先生。
番組のように「これはどうしてだと思いますか?」「何か気づくことはありますか?」と質問してくださるのじゃが…タモリさんのように即答できず
それでもユーモアたっぷりで優しく根気よく教えてくださるタナカさん、歩きながらすっかりファンになりました。
地質や地形に詳しいタナカさんに本家『ブラタモリ』に頻出の「河岸段丘」を教えてもらい、実感できたことがとってもうれしかった
高原川を挟んで両側の同じ高さのところに、何段階かの平地がある。
その平地の面にはそれぞれ名前がついていて、できた時期も高いところが一番古く、下へいくにつれ順番に新しくなってゆく。
♪カガンダンキュウ カガンダンキュウ
ラップにして歌いたいくらい、いい響き
次の日は下呂まで行ったのですが「あ、ここも!」とすっかりカガンダンキュウウォッチャー
一つ覚えただけで、益田川流域の太古の姿が想像できる!うれしい
昔の鉄道「神岡軌道」の線路跡も川の浸食で削られたわずかな平地。
そこを歩くと、白い花。
鉱脈のあるところに生えるハクサンハタザオだと教えてもらいました。(下にあるシダの仲間=ヘビノネゴザも)
他にも、今まで目にしていた花の面白い特徴や、神原峠で咲き誇っていた白い花の咲く木は「ニセアカシア(ハリエンジュ)」であることなど、参加されていた方から教えてもらいました
そしてクライマックス、タモリさんも訪れた河原へ。
広い河原に行く前に、縞模様の「飛騨片麻岩」の特徴をしっかり教えていただき、
足元を見ながら、飛騨片麻岩を探して河原を歩きます
こんなに丸い石の河原を歩くのは久しぶり
よっ、よっと言いながら、体が子どもの頃に戻っていくような感覚
そしてなかなか見つからない飛騨片麻岩。
すると、河原に他の石とは全く違うタイプの石が出現。
ここは「ブラタモリ」でタモリさんも観察した、鉱山の鉱床が出ている場所。
黒っぽく、でもキラキラしていたり、緑っぽい部分があったり。
さらにこちらも
いろいろな色があって、とても美しい
ブラタモリでは、磁石をつけてみたりしていたな〜持って来ればよかった!
帰りも懲りずに飛騨片麻岩を探しながら歩く
「山菜を探す時みたいに、片麻岩の目になっていくね」
「山菜を探す時って、光って見えるよね」とOちゃん
飛騨片麻岩が光っていたかどうかは定かではありませんが、手頃な大きさの飛騨片麻岩、ようやく見つけた!!!
きれいな縞模様
帰ってからOちゃんにとった写真を送ったら、「石のアップが多い、、」ですと
今年のわたしは「石推し」ですから
この日も石の種類がいくつかわかって、ますます楽しくなりましたもな!
まだまだ初心者ですけんど…「片麻岩ですね」とタモリさんみたいに言えるようになるのはいつのことか。
次もあったら…となるべくネタバレしないように書いたつもりですが、神岡っておもしろい!
何度でも行きたいです。
きっとまた迷うけど…
楽しい先生、タナカさん、ガイドのOさん、とても練られたコースと内容、感激しました。
そして好奇心いっぱいの参加者のみなさん、相棒のOちゃんも、
楽しい1日をありがとうございました!
Posted by サボ子 at 21:48│Comments(0)
│つれづれ
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