2021年12月07日
縄文ミステリー講演会に行ってきました!
スーパーで美味しそうなシイラの切り身を見つけました
「これってハワイでなんて言うんだっけ?」シイラのパックを手にしてからずーっと考える。
「ロミロミ?」
それはマッサージみたいなやつ…。
「ラウラウ?」
ハワイ好きなマスターのいる喫茶店っぽい。
「ポキポキ?」
いかん、弓道の先輩・保木さんの人なつっこい笑顔が浮かぶ…。
どれも違う気がする…ずーっと考えても出てこなかったので、仕方なく調べました。
(もうわかっていた人、もどかしい思いをさせてごめんなさい)
「マヒマヒ」
でした…。
もう、スーパーでシイラを見るたびにマッサージとアロハのマスターと保木さんが必ず出てきてまた調べることになるな…と昨日思った、サボ子です
前置き長くてすみません…。
いよいよ本題。
今年ほんとに面白かった本、『土偶を読む』
読まれた方はいらっしゃるでしょうか?
パラパラとめくると、ちゃんと学術的な論文で「これ読めるかなぁ」と思ったのですが、読み進めていくうちにどんどん面白くなってゆく!
著者の竹倉史人さんは、考古学者ではなく人類学者で、今まで定説だった土偶の「妊娠女性説」を、専門の「神話」からのアプローチで覆していきます。
ちゃんとした論文なのに、途中にちょいちょい入ってくる「ゆるキャラ」などの写真の登場が「どゆこと!?」と思いながらページをめくるペースが早くなっていく、そして最後のあとがきで涙してしまいました…
日曜日に、その著者・竹倉史人さんが飛騨市公民館で講演をされると!!!なんということでしょう
今回も飛騨市民の友人たちから情報をもらい、行ってきました!
実際に拝見する竹倉さんは、俳優の滝藤賢一さんのような風貌で、声は渋谷陽一さんをやわらかくしたような…。
本の内容を、写真を見せながら順序立ててわかりやすくお話されました。
謎を解明していくまでの証拠探しのエピソードや、ニュースで紹介された映像なども見せていただきました。
後半は、飛騨考古学会の吉朝則富さんとの対談。
竹倉さんの次回作の話も聞けましたよ。
吉朝さんによると、飛騨では土偶は少ないけれどその分、石冠や御物石器がたくさん出ているとのこと。
以前みやがわ考古民俗館で見てコーフンした石冠や御物石!
土偶も謎ですけど、石冠も御物石も謎多き物体。
国学者・田中大秀が名づけた「老いねずみ石冠」というのもあるとか、御物石器は飛騨独自であるとか…。
飛騨から発掘されたもので、鮎の骨で模様をつけた土器や、オオバコの穂で模様をつけた土器などもあるそうです。
今回の土偶の話と通じるものがあるのでは…(竹倉さんの説によると、土偶は「栽培された植物や貝類をかたどったフィギュア」)
竹倉さんも、吉朝さんも、土偶や土器を作った人たちの「マインド」を知りたいと思っておられることが伝わってきました!
今回、この『土偶を読む』を友人に貸す約束をしていて、会場で彼女に渡すつもりで持っていきました。
すると、会場の外で竹倉さんの本の販売と、ご本人がサインをしておられるではないですか!
「あのー自分で本屋さんで買った本ですけど、サインしていただけますか?」と聞いたら「もちろんいいですよ!」とのこと
そして!この論文の中に時々登場する助手の池本さん。
難しい謎解きの間に、池本さんとのやりとりがオアシスのような感じで、「当日池本さんも来られるだろうか…」と思っていたら…。
竹倉さんの横で働く若い青年!
「あのーもしかして池本さんですか?」と聞くと、「はい」ですと!
「この本の中で、池本さんの出られるページがとても楽しかったです。お会いできて光栄です」と伝え、
「ありがとうございます。こちらこそです」とおっしゃって、ワタシの名前を紙に書くように言われました。
すると、竹倉さんがちゃんと「森 晶子さんへ」と書いてくださって…
丁寧にサインを書かれている隙に「あとがきで泣きました」と伝えました。
大満足で友人に本を渡そうとすると、
「今サイン書いてもらったの?しばらくおうちで眺めたら〜?」と言われ(やさしい…)
ポストカードを2枚「葉書書かなくなっちゃって…」と渡してくれました。
さっきお話に出てきた「オニグルミ」の土偶じゃないのさ!
もう1枚のドラえもんのドアップみたいなのもいい!
ありがとうこのハガキたちはしばらく飾ってから誰かの元へ…
好きなお話はいくらでも聞いていられますな…こんな話を共有できるお仲間さんたちもいて、しあわせをかみしめた1日でした
12月16日(木)は、レイキ練習会と体験会
22日(水)は、修了者向けの靈授と練習会です。
詳しくはコチラをクリック
補足
ラウラウには
タロイモの葉で食材を蒸すハワイの伝統料理
高山のダイビングショップの名
などの意味がありました
Posted by サボ子 at 14:32│Comments(0)
│つれづれ
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