2021年04月13日
葛粉をとろう!
(平井堅 『ノンフィクション』のサビのメロディで)
♪ラララララララ ラララー ララララララララ ラララー ぼくはあなたに〜あなたに〜
息子「かあちゃんサビの歌詞も覚えてないの?」
わたし「47歳の記憶力をなめるなよ」 逆に。
サボ子です
わたしも中学生の頃はすぐに覚えられたんだよ…
さて、先日ワタクシの実家にて
息子「じいちゃん、ワラビ粉ってどうやって作るの?」
わらび餅大好きな彼は、小さい頃から野山で食材を採って生きてきたじいさんに質問。
父「わらびの根っこを掘って、茶色い部分だけを潰して澱粉をとるんやさ」
母「そやけど、その辺の山は勝手に掘れんしな〜」
息子「葛粉も根っこ掘るの?」
じいさん「葛粉も根っこを掘って潰して澱粉をとるんや」
モチモチ食感大好きな息子と母は、自分でわらび粉や葛粉を採って、腹一杯モチモチを堪能したい模様。
それでも借家の我が家、どこもかしこも勝手に掘れない!
すると数日後…
友人が畑の葛の根をたくさん掘ったという話を聞いてもらいに行って来ました!
それにしても土の中からこれを掘るだけでも大変だったろう…
これでもほんの一部。
掘ってもらったものをいただいてきて、ラッキー。
太いところを短く切って洗います。
後ろにある大きな平い石、これもきれいに洗います。
そこで、家族の道具を勝手に借りてきてハンマーで細かく叩きます。
石の上で叩く…なんとも原始的。
うううっ座ってハンマーを振り下ろしていると、腰が張ってくる…キツイ…
頑張って叩いて、水を張った特大ボウルの中で繊維をほぐしてほぐして澱粉を出します。
この後このボウルの水を木綿の袋で濾して、置いておくとまっ茶色になるはず…。
その水を捨てて、綺麗な水を足して、捨てて足してを1週間繰り返すと下に溜まった葛の澱粉を取れるらしい。
ですが…
2日経ってもうっすら白いまま
どうなんや?
とうっすら白いボウルの中の水を捨てると…
あった…
ほんとにうっすら…
むかし葛粉を取ったという人は、もしかしたら軽トラの上の根っこを見てもうすでに予想がついたかもしれない
ザルの上の根っこの量が少なくて「こりゃダメだ」と思われたかもしれない。
いろいろ調べてみると、かなり太くてどっしりした葛の根で葛粉を作っている模様。
その根は叩いたそばから茶色く変色している!
この根っこを掘った友人も、葛の根のラスボスみたいなのがいて、それは葛根湯の原料にもなり、さらにそれを掘ってしまうともう葛はそれ以上伸びていかないというよう話をしてくれました。
やっぱりこれもラスボス級の根っこが必要だったのかなぁ…
たくさんたくさん量を叩いて水に溶かせば、白い澱粉がたまることは想像できるけれども…。
あまりに大変だ…。
葛粉もさらにわらび餅も高いはずだぜ…ナットク
そんなわけで心が折れて、多分もう残りの根っこは叩かない…せっかくもらってきたけどごめんよ。
短く切って乾かして、ストーブで活躍してもらいます…。
そやけどやってみなくちゃわからないですもな〜。
これから葛餅やわらび餅をいただくときは、今まで以上に味わって食べます
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Posted by サボ子 at 22:21│Comments(0)
│つれづれ
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