2021年03月16日
有道しゃくしについて知ってくださーい
今年も久々野公民館のおひなさまは宝塚状態…さらにトンネル開通を祝う姿まで…
毎年増える久々野公民館のおひなさま。
今年もこの時期に、10月から始まった有道しゃくしの10回の講座が終了。
ワタクシ7回目の修了式。
同じ時期に始められた方や、後に始められた方はどんどん売れるものを作られていますが、
ワタクシはまだ売れるものができない…
そんでもめげずに続けております…。道具を買ったからにはモノにしないと…。
保存会の皆さんも増えてきて、手探りで運営中
「若い人には、情報発信を頑張っていただいて…」とお話があったので、うまいしゃくしが作れない代わりに、ここらで有道しゃくしについてサボ子なりに発信してみようと思います
由来や歴史は、15日付の「広報たかやま」に載っていますので(高山市以外の方すみません!)、ここでは主婦目線で有道しゃくしのいいところをご紹介します
サボ家にあるしゃくしはこんな感じ。
自分で作ったものもそうでないものも、包丁の横にこれだけスタンバって大活躍です。
まずは、保存会に入る前に購入したもの
焦げたり欠けたりしていますが…
左のは大きくて深くて、鍋料理に大活躍。
右の小さいスプーンサイズも、重宝しています。
熱いスープをすくって、口をつけて熱くないのはほんとありがたいです
小さい鍋でお粥を作った時はこれがないと。欠けても捨てられません。
やはり売られているしゃくしは、特徴である波模様がキレイです〜
そして、最初の頃作った下手くそな3本
一番右のものは、柄とすくう部分の角度があまりついていなくて浅めなので、炒め物に使いやすい。
テフロン加工のフライパンでも、心配なく炒めてすくって使えます。
真ん中は、深めに彫ったのでカレー用。
匂いがつくのは仕方がないので、もうカレーやハヤシライスなど専用にしています。黄色くなっていますね。
右の先が平たい形のもの。
最近は、この形を作られる方が多いです。元々はこういう形だったそうです。
「売れるために丸くした」
という話も聞きましたが、いざ使ってみると丸い方が使い慣れているので、使いやすい気もします。
「保存会」という名があるので「昔の形」を大事にしておられる方もあり、
わたしは毎日使う中で、いろんな深さや形があってもいいのでは…と思っています。
ヘタクソついでに
作っている途中で穴を開けてしまった右のしゃくしは、家族にあと2つ穴を開けてもらって、味噌用の煮豆をすくうのに使っています。
余計な水分がぬけるのでいいです。
右の細いものも、ナタで横っつらを落としてしまったので、両方落としてこんな形にしましたが、深い鍋で煮る煮豆をすくうのに重宝しています。炒め物もいいですよ。
失敗も失敗でないという面白さ(形は不格好ですけどね!)
余った木でレンゲも作ってみました。
でも使い勝手はイマイチ…。
2枚目の写真の、買ってきたスプーンサイズのものが一番使いやすいです。。。
朴の木で作られたしゃくしたちは、なにより「埋め立てゴミにならない」のが最大の長所だと思っています。
しっかり乾かしてから使えば、孫の代まで使えるのもうれしい。
1本はだいたい1500〜1800円というところです。
100円ショップで買えちゃう時代で、高いと思われるかもしれませんが、家に2、3本あれば、ホーローの素敵なお鍋や土鍋、コーティングされたフライパンまで幅広く使えます。
これからの時代は、地元の、デザイン的にも素敵な、サステナブルな、有道しゃくし使ってみませんか〜?
コロナも少し落ち着いて、上一之町にある「飛騨高山 まちの体験交流館」で購入も体験(仕上げ作業)もできるので、ぜひ覗いてみてくださいね〜
サボ子はまだデビューできませんが
有道しゃくしの日は、「飛騨高山 まちの体験交流館」のホームページで確認してください。
18日(木)は、直傳靈氣体験会とレイキの練習会です。
詳しくはコチラ←をクリック
Posted by サボ子 at 16:39│Comments(0)
│つれづれ
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