2020年09月24日
海をわたる鳥
(お菓子の)「ばかうけ」ってなんであんなにしけるのが早いのかしら…サボ子です
昨日は、体験会でいただいたお金を高山市と下呂市の水害支援に使ってもらうように、国府支所と下呂市役所に行ってきました。
わざわざ体験会の日に予約をしてくれたレイキ仲間の方や、別のカタチで寄付をしてくださった方も。
ご協力に感謝
今後も続けていくつもりです。ぜひ体験会に参加してくださいませ〜
3ヶ月ぶりに下呂へ行ったら、小坂から下呂にかけて川の幅がすごく広くなっているように感じました。
周りにある木が流されたからか、いつも見ている景色じゃない。
それでも国道41号が通れるようになって、下呂の両親とも3ヶ月ぶりに会ってきました〜。
(工事に携わるみなさんありがとうございますー!)
元気そうな両親とお茶を飲んで久しぶりに話
「そうそう、観音峠ってどうやって行くの?」
「大林(地名)から上がっていって…かなり行かんならんぞ」
「初めて行ったら迷うさ」
「水害もあったでな、やめといたほうがいいって」
父も母も反対
わたしがなぜ行ったこともない観音峠へ行こうとしたかというと…。
鷹の渡りを見るためです!
観音峠は下呂での観測地点。
ずっと行きたかった鷹の渡りの観測。
今年初めて御嶽の麓で見たのです。
その情報を得たのは、海を渡る蝶「アサギマダラ」をマーキングする会に参加した時(この話もまた書きます〜!)。
蝶の次は、海を渡る鷹の仲間を観測するそうな!
9月20日を過ぎたら「野鳥の会」」の方がいつも同じ場所にいらっしゃると聞き、双眼鏡とキャンプの椅子、ついでに蝶々もまだいるかも!前日に捕虫網も買ってしまった
「上昇気流の出る雨上がりがよい」
と聞いたので、前日に雨が降った9月19日。
お友達のNさんを誘って、おにぎり握ってカセットコンロ持って行きましたよ!
ばばーん!!!
この景色
見えるのは乗鞍です。
しかも、この間アサギマダラの会でお世話になった野鳥の会の方もいらっしゃる〜
その方のことを、ここでは尊敬を込めて「鳥先生」と呼ぶことにします。
鳥先生は望遠鏡や双眼鏡の見方もレクチャーしてくださって、通った鳥の種類(数)を教えてくださった。
数は少ない。これからこれから。
「ほらほらあそこに来た!」
と双眼鏡を覗きながら教えてくださるのだけど、
遠い!!!
しかも少ない!
こんなに遠い鳥を見るのか!?
真上を何羽も連れ立ってバッサバッサと飛んで行くのではないのか!?
教えてもらってもなかなか見つけられず、やっとの思いで見ても、すごーく遠くて小さくてすぐに見失ってしまう(もちろん肉眼では無理!)
ルートも決まっているわけではなく、完全に時の運!
でもその間に、タカたちが1日300キロくらいは飛ぶこと、信州の白樺峠から30分くらいでやって来て、さらにここから下呂の観音峠までまた30分くらいで飛んで行くこと、
上昇気流を利用してノコギリのような飛び方をすること、東南アジアまで行くことなどたくさんの話を聞かせていただきました。
さらに、
「あれはハチクマやな」
「あれはサシバ」
と鳥の種類も教えてもらうけれど…なんでこの小ささでわかるんですか!?
とにかく話を聞くだけでも楽しい。
鳥先生は、ずっとタカたちがどこを飛ぶか望遠鏡と双眼鏡を覗きっぱなしですが、我々はお腹が空いたので…
Nさんとお湯を沸かしてカップラーメンを食べたり、おにぎりを頬張って景色をたっぷり楽しみました
アサギマダラはいなかったけど、綺麗な黒い蝶「ルリタテハ」がそばに来てくれました
のんびりそこいらを散歩して帰ってくると、鷹観測の人が増えています。
いや、朝からかなり鷹マニアな方が何人かいらっしゃってはいたのです。
鳥先生もひっきりなしに声をかけられておいでです。
じっと見ていると、さっきより飛んでくる数が増えて、さらに近くを飛ぶようになってきました。
鳥先生が教えてくださったハチクマとサシバの違い、今ならわかる!
しかも肉眼でも確認できるほど。
その日は3時ごろ、急に曇ってきたのでそこでおしまい。
20羽以上は見ることができたかな。
それでも頭の上を何百と飛ぶ、という光景は夢のまた夢なのかも…ということがよくわかりました。
このあと寒くなったので、日和田高原まで降りてコーヒーを沸かして飲みました
お喋りしながらのアウトドアコーヒーは美味しかった〜。
「とにかく知らないところに知らない世界があった」という共通の感動を抱えつつ、やはり大自然の中で1日過ごすことの楽しさを満喫!
こんなことにお付き合いしてくれるお友達の存在もありがたく幸せでした。
ちょっとでも時間があればまたタカを見に行きたい。。。
車にはいつも椅子と双眼鏡、そして捕虫網を乗せています
結局観音峠はあきらめたけど、双眼鏡のいいやつだけはそのうちゲットしよう…と心に決めたワタクシでした
Posted by サボ子 at 16:44│Comments(0)
│つれづれ
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