2020年03月15日
癒しのテレビジョン
味覚糖のロングセラー「純露」を久しぶりに買ったら、紅茶味が多くてビックリしたサボ子です
去年1年大変にアクティブな年を過ごしたら、年末あたりから家に籠りたくなってきました。
ひたすら家にいるのが楽しい
人に会うのもお仕事をするのも苦ではないのですが、家にいてダラダラするのが至福の時間…
この騒動も、心置きなく籠もっていられる気がして、いろいろ大変だけどちょっとホッとしているわたしがいます
テレビっ子世代のわたし、年末の漫才から始まって、お正月の演芸や特別番組が異常に面白く感じ始め…。
話題だったNHK(総合)の深夜アニメ『映像研には手を出すな』がこれまたすばらしく、
今、テレビに夢中
その前のわたしのテレビブームは、15年ほど前。
その時週に4日は、ゴールデンタイムにサスペンスドラマを放送していて、
毎日洗濯物をたたみながらひたすらボーッと観ることで、なぜか癒されていたあの頃…。
人が死んでるのに好奇心だけで突っ走る旅館の若女将とか、地方の新聞記者とか…。
そのうちテレビ欄で出演者を見るだけで誰が犯人かわかるようになってきた…
あの吉本隆明も2時間ドラマを観て癒されていたというのを聞いたことがある。
そう、今何も考えずテレビに「癒されたい」のかも!
思春期の息子のこの休みに映画を!と Netflixに加入したわけですが、
先日夜中に急に目が覚めてテレビを点けた。
見始めたのは、松重豊主演のドラマ『孤独のグルメ』
個人で輸入雑貨を扱っている井之頭五郎(松重豊)。
寡黙で無愛想な人物なのに、なぜか知り合いが多い。そして独身。
仕事でちょっと切ない出来事があったりするけど、そのあとにごはんを食べて癒されている。
息子曰く「彼は食事でしか癒されない」
井之頭五郎は食べログなど見ない。
自分のお腹とよくよく相談し、勘だけを頼りに仕事で行った街を歩き、食べ物屋さんを探す。
しかもいつも昭和の香りがする昔ながらの店に入る(ナポリタンとシューマイと味噌汁が一緒に出てくるようなお店)。
そしてその時食べたいものを注文。でも常連さんの注文しているものを見て「あれください」とだいたい2人前は美味しそうに平らげる。
食べている間に「いいぞいいぞ」とか「うまい!」とか心の声がものすごく饒舌である。
先日観た回では、
「このフツー味がうまい」とか
「ごはんと肉の間にキャベツが少し入っているのがすばらしい。ここのご夫婦、いいセンスしてるな〜」
「こういうセンスが小洒落たレストランじゃのぞめないんだよー」
あまりに名ゼリフで書き留めてしまった…。
癒される…。
どこまでも癒される…。
食事で癒される五郎に癒される…。
眠れなくてツラい夜になるはずだったのに…ありがとう井之頭五郎。
誰かの作った映像で、こんな気持ちになるもんなんだなー。
作った人すごいな〜。
つきいちシネマの2月に上映する予定だった『世界でいちばん美しい村』も上映延期。
大きく宣伝する前でしたが、3月に上映するはずだった『よみがえりのレシピ』も延期を決めました。
どちらもいい作品なので、是非是非みなさんに観ていただけるようにやれることをやりますよー!
楽しみにしていてくださいねー!
3月19日(木)は、直傳靈氣の練習会と体験会です。
詳しくはコチラ←クリック
Posted by サボ子 at 16:00│Comments(0)
│つれづれ
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