2020年04月01日
からだの一部よさようなら
気がつくと靴下がひっくり返っているサボ子です
かかとが上にある!


突然ですが、鉛筆の芯が身体に入っている人いますか〜?
わたしはないんですが、何人か「からだの中に鉛筆の芯をかかえる」人に会ったことはあります。
鉛筆の芯って、なんであんなにも残るのでしょう…。
何年も何十年も、まるでホクロのように、もはやからだの一部…。
かくいう息子(中1)も、ずいぶん前から左の太ももに鉛筆の芯をかかえておりました。。。
「気になる…どうやったら取れる?」と息子。
「病院行ってとらんならんろ」
「連れてって」
注射も痛いことも大嫌いなわたしは、わざわざ痛い思いをして取らなくても、鉛筆の芯は一生かかえていけばいいだけのことでは…と思っていたのですが、
「いつ連れて行ってくれるの?」
と聞かれるので、こんな時だけど…とにかくびっくりするほど家から出ない我々(特に息子)なら、人にコロナウィルスをうつすという心配はない、と判断。
ネットで調べて「皮膚科で取りました」などという記事を見たので皮膚科へ。
診察券を出してスタンバイした皮膚科の受付の横にはホワイトボード。
そこには「トゲなどが刺さった場合は、外科へ行ってください」と書いてある。
あらら

「外科となると総合病院ですか?」と受付の人にたずねてみると、
「この辺りだと、むとうクリニックさんは外科もありますよ」と聞いたので、その足でむとうクリニックへ。
丁寧に問診をしてもらった息子、程なくして診察室に呼ばれ、少ししたらわたしも呼ばれました。
すでに手術台のようなことろに横になっている息子。
芯が刺さったところの周りに、マジックで小さな菱形が描かれている。
「ここを切って取りますからね」と先生。
ほほう、メスで2センチくらい横にスッと切ってそこから芯だけ取り出すのかと思っていたら、しっかり皮膚ごと取っちゃうんですね…

後ろには注射器を持った看護師さん、なんやら訳のわからない機械にコードを取り付ける看護師さんなど3人の助手。
息子が思ったより大ごとなのでビビった表情。
しかしここまできたらまな板の上の鯉。頑張れよ。
「よろしくお願いします」
そう言って、部屋を出るわたし。
しばらくしたら、和やかに笑いながら先生や看護師さんと話をする声がかすかに聞こえてくる。
気さくな病院でよかったな…。
ほんの数分で再び呼ばれて中へ。
息子の足は、黒い糸で3針ほど縫い閉じられて消毒されていました。
「ほれ、切ったもの、こんな感じですよ」
皮膚ごととられた部分をじっくり見せてもらった。息子も起き上がって興味津々。
「切ってみましょうか。ザクって言いましたね。これ芯ですね。二つに折れ曲がった感じですかね」
「真ん中の白いのはなんでしょうか?」
「これは皮膚の一部かなぁ」
マジマジと見つめる先生とわれわれ親子。
看護師さんはその間もガーゼを貼り付けてテキパキテキパキ。
「明日も来れますか?」
「はい」
春休みでよかった…仕事のない時でよかった…。
「消毒に来てください、明日診て大丈夫だったら自分で消毒できるようにしましょう」
そうか、勢いで来たけれど切って縫ったんだったら消毒だよな。。。
「お風呂は…」
「しばらくな濡らさないように、何かガードして…それでもドボンとつかるのは抜糸の次の日まではできませんね」
休みでよかった…中学生男子が一番臭くなる時期でなくてよかった…

しかし、ほんとに勢いで来たな…何も考えてなかった

「麻酔がほんっと痛かったけど…スッキリしたぁ〜!」

よっぽど気になっていたんだねぇ…。
「今日のテレビの占い、3月生まれは1位だったじゃん。やっぱりいい日になった!」だって。
今日のお昼ごはんは、ウチで採れた菜花のスパゲティ
息子が柿の種をふりかけた…「柿の種とポテチはふりかけとして万能!」じゃと…。
味が一気にジャンキーに…

Posted by サボ子 at 21:22│Comments(0)
│息子
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