2015年09月06日
わたしと国府と梁山泊
わたくしサボ子、国府に住んで13年目。
その前は、高山にいましたが、結婚を機に、家を探すなら国府と決めていました。
20年前に、高山市制60年でイベントFMが3ヶ月だけ開かれて、
そこからのご縁で国府町役場の中にある有線放送「KHK」にお世話になることになりました。
みなさんほんとに親切で、最高の職場でした。
(おかげさまで、今の家はその時の同僚の昔の家をお借りしています)
月曜日から金曜日まで気を抜くな!というほど、飲み会のお誘いが(笑)
飲むといろんな話を聞きますが、みなさん口を揃えて「梁山泊 梁山泊」と言うのです。
役場の人がやたらとそば打ちがうまいのも「梁山泊に食べさせるため」。
それがほんとに美味しくて、ここまでそばを美味しくした「梁山泊」や「キムさん」って一体なんなんだ!?
疑問はふくらむばかり。
新しい公演があるとなると、みなさんこぞって東京へ。
そこまで国府の人をトリコにする「梁山泊」のお芝居って一体どんな?
で、その「梁山泊」に会えるのは、もうちょっと後でしたが、それはキム・スジンさん率いる 劇団「新宿梁山泊」のことだったのです。
唐十郎の赤テントの「状況劇場」から分かれた紫テントの「新宿梁山泊」。
国府にお住まいの「ぽころこアートスクール」の弓削さんご夫妻と、梁山泊の俳優 六平直政(むさかなおまさ)さん(←今は刑事役などでおなじみの俳優さんです)が大学時代の先輩・後輩というご縁で、国府と新宿梁山泊に濃密なご縁ができていったそうです。
とはいえこれは、全部飲みながら聞いた話です(笑)
そして、いよいよ宇津江四十八滝に「新宿梁山泊」の紫テントをはって公演となる日が近づいてきました。
今から20年ほど前のお話です。
テントはりから撤収まで、公演日以外にとても時間がかかります。
で、その間の劇団員の方のごはんや宿泊のお世話を、地元の人たちが全部やるのです。
たまげました!
みんなワクワクしつつもピリピリしながら、メニューを決め、食材を集め、最高のおもてなしをするのです。
なんだ!?このサポートをする人たちのエネルギー!!
劇団のみなさんの分だから、量もハンパないです。
だけど「うまいもん喰わせたい!」エネルギーもハンパない。これがそばを美味しくした現場かっ!
どんどん野菜や、さまざまな食材を持ってくる人がやってきます(もちろん寄付)。
サボ子も、スタッフに混ぜてもらいながら「新宿梁山泊」って、なぜにここまで人を動かすのだろうか!?ますますナゾは深まるばかり。
国府も町をあげて応援です。
中学生が全員、テントで観劇することも決まりました。
内容は…覚えておいでの方もおいでだと思います「四谷怪談」でした。
テントに入る前から演劇は始まり、怪しい男の誘いで異空間へ誘われます。
大学生の時に寺山修司ファンになったアングラサボ子はこの時点で鼻血が出そうでした。。。
そして…初めて観た「新宿梁山泊」の「四谷怪談」。
クライマックスは、主人公が母親をチェンソーで殺害するシーン。
あまりに素晴らしくて涙が止まりません…。
なんだろう、「カタルシス」って言葉がありますが、ココロがきれいな水で洗われるような感覚だったのです…。
誤解を恐れずに書きましたけど(笑)
アングラの素晴らしさ、ここにあり!です。
最後は、テントの裏が空いて宇津江の風景が演劇の一部になり、お客さんが水をかぶる(笑)
一瞬たりとも手を抜かないエンターテインメントをみせてもらいました!
が!!!
冷静になってみると…。
このアングラ劇を町をあげて応援しちゃう国府の人もすごいな!
実はこの時、テントを張っているタイミングだったはずですが、佐世保の学校で同級生をカッターで刺殺してしまう事件が発生。
「これを中学生にみせてもいいのか」という問題にもなってしまいました。
でも、校長先生の判断で、そのまま中学生たちは観劇することができました。
10代で、こんな世界があるんだよってことを知ることができるなんて〜、うらやましいぞ!!
そしてそして、めくるめく打ち上げは、梁山泊のみなさんからおもてなしのお返しが。
本番のような濃い内容で夜が更けるまで行われたのです。
ああ、ついつい思い出して長くなってしまいました…。
わたしはあくまで新参者でしたが、もっともっと飛騨には新宿梁山泊に熱い思いを抱いている方がいらっしゃるでしょう!
そして、今日はこのイベントのために書いていたのでした!(忘れてた!)
飛騨と新宿梁山泊をつないだ「ぽころこアートスクール35周年」!おめでとうございます!
オープニングは、梁山泊のステキな女優さんたちが朗読劇をやります。
これまたわたしの元の職場、高山市上一之町の「遊朴館」です!
詳しくはコチラをごらんください。(すみません、今日は自分の思いばかりです!)
http://hidachevent.hida-ch.com/e722955.html
その前は、高山にいましたが、結婚を機に、家を探すなら国府と決めていました。
20年前に、高山市制60年でイベントFMが3ヶ月だけ開かれて、
そこからのご縁で国府町役場の中にある有線放送「KHK」にお世話になることになりました。
みなさんほんとに親切で、最高の職場でした。
(おかげさまで、今の家はその時の同僚の昔の家をお借りしています)
月曜日から金曜日まで気を抜くな!というほど、飲み会のお誘いが(笑)
飲むといろんな話を聞きますが、みなさん口を揃えて「梁山泊 梁山泊」と言うのです。
役場の人がやたらとそば打ちがうまいのも「梁山泊に食べさせるため」。
それがほんとに美味しくて、ここまでそばを美味しくした「梁山泊」や「キムさん」って一体なんなんだ!?
疑問はふくらむばかり。
新しい公演があるとなると、みなさんこぞって東京へ。
そこまで国府の人をトリコにする「梁山泊」のお芝居って一体どんな?
で、その「梁山泊」に会えるのは、もうちょっと後でしたが、それはキム・スジンさん率いる 劇団「新宿梁山泊」のことだったのです。
唐十郎の赤テントの「状況劇場」から分かれた紫テントの「新宿梁山泊」。
国府にお住まいの「ぽころこアートスクール」の弓削さんご夫妻と、梁山泊の俳優 六平直政(むさかなおまさ)さん(←今は刑事役などでおなじみの俳優さんです)が大学時代の先輩・後輩というご縁で、国府と新宿梁山泊に濃密なご縁ができていったそうです。
とはいえこれは、全部飲みながら聞いた話です(笑)
そして、いよいよ宇津江四十八滝に「新宿梁山泊」の紫テントをはって公演となる日が近づいてきました。
今から20年ほど前のお話です。
テントはりから撤収まで、公演日以外にとても時間がかかります。
で、その間の劇団員の方のごはんや宿泊のお世話を、地元の人たちが全部やるのです。
たまげました!
みんなワクワクしつつもピリピリしながら、メニューを決め、食材を集め、最高のおもてなしをするのです。
なんだ!?このサポートをする人たちのエネルギー!!
劇団のみなさんの分だから、量もハンパないです。
だけど「うまいもん喰わせたい!」エネルギーもハンパない。これがそばを美味しくした現場かっ!
どんどん野菜や、さまざまな食材を持ってくる人がやってきます(もちろん寄付)。
サボ子も、スタッフに混ぜてもらいながら「新宿梁山泊」って、なぜにここまで人を動かすのだろうか!?ますますナゾは深まるばかり。
国府も町をあげて応援です。
中学生が全員、テントで観劇することも決まりました。
内容は…覚えておいでの方もおいでだと思います「四谷怪談」でした。
テントに入る前から演劇は始まり、怪しい男の誘いで異空間へ誘われます。
大学生の時に寺山修司ファンになったアングラサボ子はこの時点で鼻血が出そうでした。。。
そして…初めて観た「新宿梁山泊」の「四谷怪談」。
クライマックスは、主人公が母親をチェンソーで殺害するシーン。
あまりに素晴らしくて涙が止まりません…。
なんだろう、「カタルシス」って言葉がありますが、ココロがきれいな水で洗われるような感覚だったのです…。
誤解を恐れずに書きましたけど(笑)
アングラの素晴らしさ、ここにあり!です。
最後は、テントの裏が空いて宇津江の風景が演劇の一部になり、お客さんが水をかぶる(笑)
一瞬たりとも手を抜かないエンターテインメントをみせてもらいました!
が!!!
冷静になってみると…。
このアングラ劇を町をあげて応援しちゃう国府の人もすごいな!
実はこの時、テントを張っているタイミングだったはずですが、佐世保の学校で同級生をカッターで刺殺してしまう事件が発生。
「これを中学生にみせてもいいのか」という問題にもなってしまいました。
でも、校長先生の判断で、そのまま中学生たちは観劇することができました。
10代で、こんな世界があるんだよってことを知ることができるなんて〜、うらやましいぞ!!
そしてそして、めくるめく打ち上げは、梁山泊のみなさんからおもてなしのお返しが。
本番のような濃い内容で夜が更けるまで行われたのです。
ああ、ついつい思い出して長くなってしまいました…。
わたしはあくまで新参者でしたが、もっともっと飛騨には新宿梁山泊に熱い思いを抱いている方がいらっしゃるでしょう!
そして、今日はこのイベントのために書いていたのでした!(忘れてた!)
飛騨と新宿梁山泊をつないだ「ぽころこアートスクール35周年」!おめでとうございます!
オープニングは、梁山泊のステキな女優さんたちが朗読劇をやります。
これまたわたしの元の職場、高山市上一之町の「遊朴館」です!
詳しくはコチラをごらんください。(すみません、今日は自分の思いばかりです!)
http://hidachevent.hida-ch.com/e722955.html
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Posted by サボ子 at 15:57│Comments(0)
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