修学旅行 いま・むかし

サボ子

2018年06月01日 21:25

「今度息子が修学旅行に行く」という話をしていたら、
同世代の友達のK子ちゃんが、

「やっぱりあれ?半ズボンにチョッキとか…買って着せてやらんなんの?」

と言ってから、2人で大笑い!

わたしたち昭和の小学生(男子)って、どこかへ出かけるとなったら、ハイソックスに半ズボン、チェックの綿シャツにデニムのチョッキ(ベスト)姿がなぜか定番。
朝ドラの「半分、青い」を観ている人は、小学生の時の「ブッチャー」の出で立ちを思い出してもらえると、ドンピシャです(ってこれも昭和な言い回しですか…)。

朝ドラ主人公と同世代のわたしも、小学校の修学旅行は新しい服と靴をを買ってもらって出かけました。
当時流行っていたパステルカラーのブルゾン(!)は、町にある洋品店で買ったせいで、同じものを着ていた子が3人はいたと記憶しています

奈良の法隆寺・東大寺・奈良公園。
泊まりは猿沢池のとなりの天平ホテル。
京都は、太秦の映画村と金閣寺、清水寺。

どこもかしこも刺激的で、なにより法隆寺で観た仏像が怖すぎたのと、東大寺で観た仁王像と大仏様のカッコよさに打ちのめされて、
以来細々と「見仏」を続けているワタクシ。
小学生の感受性は今でも影響を与えているというお話♪

で、息子も修学旅行へ。
洋服は、全部お下がり…イマドキは大人も子どもも旅行用の服なんて着なくなりましたね〜。
定番ハイソックスも、いつしかスニーカーソックスに。

泊まりは、猿沢池のとなりの…「天平旅館」!ってわたしの時と一緒やな!
「天平ホテル」から「天平旅館」ってマイナーチェンジ!
あの頃から布団で寝てたから、「ホテル」じゃなかったよな…。
(ちなみに新潟市出身の夫も、「中学の修学旅行は、たしかそこへ泊まった」と…)

ちょうど弓道のお仲間と話をしていたら、
「土産はらんよと言っても友達が買うで一緒に買ってくるんやさな。キンキラキンの金閣寺とか…いらんけど買ってくるんやさ」
なんて話になったのでしたが…。

そういえば、わたしも「鹿のネックレス」を母に買ったわ…。
どこにつけていけというのか…。

と、自分の修学旅行をしみじみ振り返っているうちに、息子はあっという間に帰ってきてしまった…

「木刀は?買ったの?」
昭和な質問をするかーちゃん。
「木刀は買わないようにやって」と息子。

「まくら投げは?したのか?」
昭和な質問をするとーちゃん。
「まくらなげ禁止やって」
修学旅行も様変わり。
「少しは投げたけどね」だって。

お土産は、なんとガチャガチャでひいた阿修羅像!!!



わが家の窓辺コレクションに新メンバー!夜明けに撮ったら怖い!

わたしには、弓道の聖地とも言える三十三間堂で矢のお守りも買ってきてくれました…。
参段合格祈願(三回も落ちてるけど…)だそうです。なんだかうれしくて袋もとっておきたくなります。。。

自分自身にはコレ。

きたよ、キンキラキン!!!



先週ブラウン管から見事地デジに変わったばかりのテレビの前に鎮座している金閣寺の貯金箱!
寝る前に拝んでる。

ここだけは、なんだか昭和だった…。



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