さきほど有道杓子の若き師匠から連絡があり、飛騨の里にアサギマダラがたくさんいましたよ!って、びっくり
先日は「ひだカメラ女子」さんのFacebookページで、蒲郡でマーキングされたアサギマダラが撮影されているのを見ましたが、暖かい日が続くと北上する蝶々もいるのかな!?
まだまだ知りたいことだらけ!蝶の世界…サボ子です
さて、話はガラリと変わり、中3になった息子の進路説明会。昨日中学校へ行ってきました。
学校見学や1日入学も終わって、いよいよ高校受験のための話でした。
一人息子である我が家の息子は、保育園の年長の時に「アスベルガー症候群」(現在は「自閉症スペクトラム」という呼び方が一般的だそうです)の診断を受けて、小1から特別支援学級所属。
中学も支援学級に所属していますが、来年からのことを考えて…と夏休み明けから、授業は全て交流学級で過ごしています。
が、
ふたつ所属があるせいなのか、学校からのプリントがもらえないことがよくある…。
「ま、いいか」くらいに思っていたけど、3年生になると「進路説明会」のお知らせももらいそびれ…。
(息子が出し忘れている可能性もあるので…小1からその対策に頭を悩ませる日々でしたが、本当にもらえないこともあったりして…)
これは困るな、と以前支援学級の先生にお願いしたのですが、担任の先生ただいま療養中でまた違う先生にお願いすることに…
2つの教室に所属すると思わぬ落とし穴…前日に友人から「明日行く?」と連絡をもらったおかげさまで行けました〜
自分が受験生の頃とはまた違う受験の仕組み、昔で言ういわゆる内申点的な「調査書」の存在など改めて聞かせてもらって、知らないことだらけだ…と、どっぷり疲れました。
終了後、今日の予定を教えてくれた友人(彼女も第1子の進学)と話すと、
「調査書の存在なんて知らなかったー!今から過去の通知表の数字なんてどうにもならんしねー!」
お互い笑うしかない。
さらに、友人が彼女の息子と「君はどうしたいんだい?」と話したことを聞かせてもらいました。
そうか、うちも話しているようで、なんとなくのらりくらり。
さらっと会話が終わっているので、ちゃんと聴こうとしてなかったな、と反省。
(小学校から、もっと言えば保育園から)支援級で手厚く見てもらったおかげで、一般の高校受験ができそうな息子。
14歳にもなったら本人の意思次第だし、親が発達の凸凹をどこまで加味するかも微妙なところ。
まずは聴くところからだったかな、と友人と話しながら思いました。
今日のお昼ごはんの時に、残り物を詰め込んだチキンライスと息子が作ったオムレツを合体して美味しく食べられたので、食べながらそのノリで色々聞いてみました
高校の1日入学では、「ビジネス科」(昔でいう「商業科」)へ行った息子。
「ビジネスについて知りたかったので行ったら、思ったのとちょっと違う感じがした」とのこと。
これは、当日「どうだった?」と聞いてもあんまり答えてくれなかった。
今日、ちゃんと「聴くよ」って示してから聴いた(あとオムライスの功績)のがよかったんやな、と思いました。
「授業で、自分の店の商品の陳列や導線を考えてシュミレーションしたんやけど…オレの店に1日目で強盗が入ってさー!」
あはは!!!
「そんでも1日目から黒字を出しとる人もおってさー。先生にすごいって言われとった」
「とーちゃんの友達と話した時、その人は斐太高校出身やったんやけど、高校出てからでもビジネスのことは考えれる。『何がしたいか』が大事やって話してくれた」
あれま、あんたいつの間にそんな話してたんやろ。
家族以外のいろんな大人と話しとるんやな
もうちょっと悩んで、選択肢は多分探せばいろいろあるけど、なんやかんやで自分で決めるんやな、と思いました。
都会へ行かんと仕事がない、とか、いい学校に入っていい資格をとって安定した老後をというのが定石だった頃。
だけど就職活動が馬鹿馬鹿しく、今日食べる分を稼げりゃいいじゃねえかとやってきたわたしと夫。
そしてその息子。
かといって、夫とわたしが同じ方向を向いているかといえば、またこれは別の話で…
見ている方向が全然違う。
家族の数だけ、思いはありますね。
「まだチキンライスあるよ」と言うと、
「お腹すいとったで全部もらっていい?」と息子。
『「鍋ラーメン』(鍋から直接ラーメン食べる)みたいに、フライパンから直接食べんといてよ」と言うと、
「向田邦子さんはさ、一人暮らしが長くなると『鍋ラーメン』の危険があると恐れている話を国語でやった」と息子。
「わかるわかる!」
「そやけどもっとこわいのは、小鉢に出さずに袋から直接お菓子を食べることなんやって」
「それはもうとっくにクリアしとるよな…向田さん、いい家の人やったんやな…」とわたし。
今日は柿の種を小鉢に出してみました…今更な感じもしますけど…。