新聞配達中にフクロウの鳴き声、たぬきペアとの遭遇、そして…空が明るくなる季節がきました!サボ子です
春ですね
我が家のひとり息子も、今週中学校を卒業しました。
以前からここで書いていますが、5歳の時に「アスペルガー症候群」(現在では「自閉スペクトラム症」と呼ぶそうです)と診断された息子。
保育園での育療から始まって、小学校は6年間「特別支援学級」へ。
中学校も3年間特別支援学級にお世話になりました。
中学3年生の夏休みが明けたところで、全ての授業をもう一つ席がある普通学級ですごして卒業となりました。
小1から中3まで年に2回学校へ行き、「個別支援計画」というのを先生と相談しながら作ってきました。
2月の終わりに、最後の支援計画書についての懇談に学校へ。
支援学級の先生と、普通学級の先生と3人。
保育園から小学校、中学校へ引き継がれた個別支援計画の入ったファイル(そのほか、診断書や診断テストの結果など)を高校に引き継ぐかどうかという話もしました。
その時、普通学級の先生が
「こんな言い方をしたら悪いかもしれませんけど…いたって普通の子です。特別な配慮というのはしませんでした」と言われました。
これを聞いて、今までお世話になった先生たちの顔がホワホワホワーンと浮かんできました
それはきっと今までたくさん配慮してもらった積み重ね。
次に何があるか気になって不安になるタイプだった息子、
授業の最初に今日の流れを全部書いてあって、その通りに進んでいくとか、
わたしが通っていたペアレントトレーニングの宿題に毎日付き合ってもらったりとか、
書くことが苦手な息子に、無理じいせずに、でも嫌にならない程度に書くことを勧めてもらったりだとか。
数え上げたらキリがありません。
「特別な配慮はしませんでした」の一言が、じんと沁みました。
普通学級でたくさん過ごして、同級生とも楽しくやれて、卒業式の日に
「帰りはみんなで歩いて帰るから先に帰って」と。
一緒に遊ぶような友達がいなかったのに、「みんなで帰るですとー!」
かーちゃんとしては、これが一番うれしかったです。
夫とわたしが帰宅してからずいぶん経ってからやっとで帰ってきた息子を連れて、夫が「ジャンボ海老天そば奢ったる」と古川の「ほりのうえ」へ。
何も考えずに「じゃあわたしも」と注文したら来たのがこれ
なんじゃこりゃ〜!!!
丼が小さいわけでは決してなく、むしろ大きい。
「かーちゃん知らなんだの?」と夫。
えー!知らん知らん!値段が1100円ならもっと小さいかと思ったよ!
「この店へ入ったら、食べているお客さんの器が大きかったので『ここはなんでも大きい店や』と思った」と、ざる蕎麦を注文した息子。
なにそれー!
しかしどうやって食べたらいいんや…。
夫とともにあっちからこっちから眺めて、「とやっ!」と瓦割りのように真ん中で割ってどんぶりに沈めたら…。
あっという間に山盛りの天かすが丼の中に…そして美味しい出汁をあっという間に吸ってしまった…。
ううう…。
その後夫とわたしがどうなったかはまたの機会に…。
すみません、息子の話からそばに脱線。(美味しかったです)
そうそう、次の日は息子15歳の誕生日。
おじいちゃんおばあちゃんやら、わたしの叔母やら従姉妹やら友達やら、いろんな人から「おめでとー」
いやはやホントありがたい。
いろんな人に見守ってもらって、育ててもらっていることをあらためて実感した2日間でした。
彼がほしがった誕生日プレゼントは「ルービックキューブ」
40年前に流行ったやつやーん!
なんだかサクサク動くし、進化している!
手前にあるのは「磁力調整ピン」が入っている箱だそうですぞ。
しかも、6面の配列を入力すると、揃え方を教えてくれるアプリまであるんですと!
それ、おもしろいのか?
県立高校の合格発表は21日。
待つ時間が長〜い