スベリヒユを食べました 〜0円キッチンチャレンジ⑧

サボ子

2017年07月04日 17:25

今週末に上映される つきいちシネマVol.7『0円キッチン』に刺激をうけてはじめた0円キッチンチャレンジ。

お金がない時に「これは食べられる」と目星をつけておいた、畑に生えてきた「スベリヒユ」を食べてみました!

実は初めてのスベリヒユ体験。

「スベリヒユはカラシ醤油が合うんだよね〜」と、山形出身の友人が教えてくれたので、
それでなんとなく安心して…
だって、食べかた知らずに嫌いになっても残念ですもの〜。



雨に濡れてキレイです。
調べてみると、もっと太いところも採って大丈夫だったみたい。

さっと湯がいて水気を絞って、少し切って、カラシ醤油で和えました。
茎の部分がジャキジャキした歯ごたえ。
そして、ビックリのねばりがある!

細かく刻んで納豆に入れたりもするそうな。

正直「美味しい〜♪」ってならなかったけど、これって地域のもので、小さい頃から慣れ親しんだ味だと美味しく感じるものですよね。
下呂出身のワタクシは、「アマナ」(今思えばただの草ですけど…)とか「ボウフ」(ボタンボウフウ)とか、やっぱり美味しく感じるんですよね〜♪

そういえばネットで、「食べているうちに好きになる味」って書いてあったなぁ。
(パクチーも10回食べると好きになるって聞いたけど、あれは…無理…)

山形では「ヒョウ」と言うそうです。

「成せばなる」という名言でおなじみの上杉鷹山公は、困窮した財政を立て直したすごい人だそうですが、
その人が「ウコギ」というトゲのある木を生け垣として植えるように推奨したそうです。
その若芽が食べられるから。
この「ヒョウ」も食べるようにすすめたとかいう話を聞いたことがあります。

実際に山形の友人の実家へお邪魔した時には、
秋だったので、アケビを食べました。
それも中の甘いところじゃなくて、あの厚い皮に味噌をはさんで焼いたもの。
とってもおいしい!!!
麩にタマゴを浸して揚げて、甘辛く煮たものなんかも絶品!
芋煮は言うべきにもあらず!
おそばを食べに連れて行ってもらったときは、そばがきを納豆で食べたのですが、
これもまた涙が出るほど美味しい!!!

「山形はね〜なんでも美味しいでしょ!福島もそうよ〜!」と新潟の食いしん坊の義母が言います。
素材は素朴なんだけど、何を食べてもとっても美味しかった。

素朴な素材で幸せになれる。
飛騨の食文化もそう!
日本全国、全世界にそんなステキな食文化があるんだろうな〜と思いを馳せるのでした。

もちろん、映画の中にはヨーロッパのおもしろい食文化も出てきますよ。
新しいもの、都会でもできるもの、いろいろ観ることができます。
ぜひお越しください!

つきいちシネマ代表のマサコさんの書かれたブログはコチラ
廃油で走る車のことも出てきます!
詳しい情報もコチラでどうぞ!


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