素直なココロの作り方? その①

サボ子

2017年02月02日 13:48

先週、ものすごく久しぶりに弓の稽古へ行ってきました。

週に2回は行ってないと、ホントは不安です…。
毎回毎回自分の癖を先生に指摘してもらって、それを意識して意識して直していくのです。

「2週間意識すれば自分のものになる」と言われるので、それを希望にひとつひとつの動作をひたすら意識します。
弓は「無心でひく」と思っておられる方が多いかもしれませんが、そんなことになれるのは一体いつのことか…。


癖というのは指摘してもらって初めて「えええ!!!」と驚くばかりです。

先生のようにシュッとできているつもりでいても、余計な動作が入っているのです。
この「余計な動作」が「癖」なんですね。
だから観ていてもらわないとわからないのです。

「人の目」のありがたさを実感します。

あんなに意識して意識して途中でわからなくなったりしながら、自分の癖を直そうとして稽古をするのですが、
「ああ、自分のものになったかな?」と思ったところで稽古をお休みすると、また癖が出てしまう…。

この癖は、生活の癖。思い方の癖のような氣がしています。

はじめの頃は、普通に座っているつもりでも胸を突き出して、思いっきり上半身が反っていました。
「かかあ天下やろ」
先生からヒトコト。

わたしは普通に「いい姿勢」でいるつもりなんですけど…。
身体がね…すべてを物語っているのかも…。

そんなことで、「姿勢」を直すのは「自分の生活や考え方」にものすごくリンクしていて…。
これがまたツライんです〜、自分の癖は「見たくないこと」のオンパレードですから…。
「かかあ天下」とか…

それで、3年経とうとして、反った胸が落ちついてきたのでね、「かかあ天下」はなくなったとお伝えしておきたいのですよ!(笑)

そう思うと、日々の生活は「癖」をつくるもので、武道の稽古は「身体の癖を直す」ことによって、「生活の癖」を直すもの。

逆に言うと、「身体の癖」を直したら「人間が本来もっているココロと身体」で生きていけるってこと!?

わたくしサボ子がやっている「靈氣」は、「人間が本来もっている心と身体」はすごい力があるんだよ〜!というものです。
その「本来」は、赤ちゃんの頃は100%だったのに、「癖」がどんどんついてしまって…。

切ないけど、「生きている」ってことは「癖を作り出す」ってことかもしれませんね…。

でね、稽古をお休みしている間、身体の使い方にものすごく注意していたんですよ!
お尻をキュッと締めて、背骨がだらんとならないように…家族にわけもなく小言を言わないように…。
再開した時にツライのがわかっていたから。

でも、再開した稽古の後、全身の筋肉痛がハンパなく押し寄せて…。
首まで筋肉痛ってどうよ!(笑)

「まだまだだね」

自分の筋肉に一笑されたサボ子でした!



ふ、深い。。。

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